国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター | アイサーチジャパン

入会のご案内
 

活動レポート

イルカのアイコン 6月28日生まれのオルカたち

イルクジカフェでのワークショップ「〜大人のイルクジ時間〜ねんどでオルカをつくろう!」 にて生まれたオルカたち。

さすがおとなのみなさん、ひれの先までこだわりが出ています。
ピーンと立った背びれがかっこいいですね。

参加くださったみなさまありがとうございました。


ワークショップの様子はこちら

【レポート】〜大人のイルクジ時間〜ねんどでオルカをつくろう! Irukuji CAFE Jun

イベント概要
2019年6月27日(木) IrukujiCAFE「~大人のイルクジ時間~ ねんどでオルカをつくろう!」

イルカのアイコン 【レポート】〜大人のイルクジ時間〜ねんどでオルカをつくろう! Irukuji CAFE Jun

6月28日、6月のイルクジカフェとして「〜大人のイルクジ時間〜ねんどでオルカをつくろう!」を開催しました。

申し込み制のこのイベント。

早い時期から予約が埋まり、定員の6名で”イルカ・クジラなひととき”を過ごすことが出来ました。

今回のイベントを進めてくださったのは、造形作家の成田穣さん。

造形におけるプロならではの細かな工夫が散りばめられた、充実した粘土作りのワークショップとなりました。

成田さんの息子さん(中学生)も有能な助手としてお手伝いに来てくれて、大活躍!

2019年度、アイサーチでは「オルカYEAR」としてオルカ(シャチ)をテーマにイベントを繰り広げていきます。

今回は、その第一弾イベントでした。

「オルカが好きなんです!」という参加者の方もいて、同じ動物が好きな者同士、その気持を分かち合えたことも嬉しかったです。

オルカの生態について学びながら、粘土でオルカを作っていきます。

背びれを作る部分では、オス・メスの見分け方や、生息域による違いなどの話。

目の上にある白いアイパッチの模様にも、オルカのタイプによって違いがあります。

「初めて知りました」 「面白いですね〜!」 という声もあがり、「どのタイプにするか?」というところでは、一人ひとり自分の好きなタイプに背びれやアイパッチの形を整えていました。

「粘土作りなんてすごく久しぶり」と笑いながら話していた方も、作り始めると皆さん真剣な表情に。

やがてオルカの形が出来上がってくると、笑顔がふっとこぼれたりしていました。

皆さんが静かに集中している中、ダイバーズカフェでは雰囲気良く南国の音楽が流れています。

世界にたった一頭だけのオルカが誕生した後には、海の環境問題の話もさせていただきました。

自分の手でオルカを作り終えた後だからこそ、オルカたちの棲む海の世界にぐっと心が入っていきます。

今、海に起こっている環境問題。解決への道の第一歩は、「事実を知る」ことです。

現状を知った上で、次に「自分には何が出来るのか」を考え、行動していく力へとつながっていく・・・。

オルカたちが悠々と泳ぐ大自然の海が、これからも美しく続いていきますように。

出来ることから始めていきましょう。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!!

(レポート:なお)


この日生まれたオルカはこちら

6月28日生まれのオルカたち

イベント概要
2019年6月27日(木) IrukujiCAFE「~大人のイルクジ時間~ ねんどでオルカをつくろう!」

イルカのアイコン 【レポート】Love The Sea And The Earth ~100年後の子どもたちのために、今できること~ 田中律子×峯水亮×アイサーチ・ジャパントークショー

こんにちは!ボランティア初参加の、ながいです。

2019年6月11日(火)代官山蔦屋書店で開催された、「Love The Sea And The Earth~100年後の子どもたちのために、今できること~ 田中律子×峯水亮×アイサーチ・ジャパントークショー」に記録係で参加しました。

ボランティアスタッフとしての初仕事が、G-SHOCK/BABY-Gアイサーチ・ジャパンコラボレーションモデル25周年記念のイベント!!

いきなりの重要な役目に多少戸惑いもありましたが、会場の温かい雰囲気で、そんな不安も忘れてしまいました。

定刻の19時、会場には沢山のお客さんで賑わっています。

最初に登場したのは、 珊瑚の保全活動をしているNPO法人アクアプラネットの代表でタレントの田中 律子さん。

続いて、水中写真家の峯水 亮さん、アイサーチ・ジャパン代表の相良 菜央が登場し、3人でのトークがスタート!

それぞれの活動紹介と共に、海が好きになったきっかけから現在の活動にいたるまでのエピソードや、活動をする中で感じる海の現状と100年後の子どもたちのために取り組んでいきたいことを話しました。

サンゴ、イルクジ、プランクトン、異なる生き物を見つめる3人には、

海が好き。サンゴ、イルクジ、プランクトンが好きだから、大切にしたい。たくさんの人にこの素晴らしい命を知ってほしい

という同じ想いを感じました。

サンゴの話は聞いたことがあったのですが、プランクトンの話は初めてで、
プランクトンって、「ダイバーにとっては、透明度が下がってあまりいいイメージがない」と田中さんのおっしゃる通りのイメージだったのですが、峯水さんがプランクトンの魅力を熱く語られ、写真が本当に綺麗で惹き寄せられる共に、プランクトンの生態の話も興味深かったです。

1時間では納まりきらないほど盛りだくさんの話題でしたが、みなさん熱心に耳を傾けられ、あっという間の1時間でした!

環境汚染など、あっという間に多くの問題が出てきてしまった現代ですが、そこから再び豊かな自然を取り戻すこと、地道なことだけどみんなでやっていくべきことなのだと改めて感じました。

ためになるお話がたくさん聞けて、僕もまたこれを発信していく1人にならねばと思いました。


私たちにできること

・情報をもっと発信する
・知らなかった生き物を紹介して、みんなに自然環境に目を向けて欲しい
・多少、高価でも環境に配慮した製品を選択する
・使い捨てをやめる

and more…


海への想いをつなげよう!

ハッシュタグキャンペーン #海につながる

私たちにできることのひとつ。「情報をもっと発信する」

ハッシュタグキャンペーン #海につながる を紹介したとき、 田中さんがとても共感して、 トーク中もたくさんアピールしてくださっていました。

海を想う瞬間、海のためにしていること。したいこと・・・などなど

あなたの海への想いをSNSでつなげよう!

SNS応募企画 ♯海につながる キャンペーン



ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。



G-SHOCK/BABY-G 2019 Summer Collection

代官山蔦屋書店では6月30日(日)まで、 フェア「海と過ごすひとときを」にて、アイサーチ・ジャパン コラボレーションモデルを中心とした「G-SHOCK/BABY-G 2019 Summer Collection」が開催されています。

アイサーチ・ジャパンオリジナルグッズや whale artist あらたひとむさんの作品などイルカ・クジラや海をテーマにしたモノ・本も販売されていますので、ぜひご来店ください。

2019年6月7日(金)~30日(日) G-SHOCK/BABY-G 2019 Summer Collection

今回のイベント詳細↓
2019年6月11日(火) 代官山蔦屋書店イベント「OUR OCEAN,OUR FUTURE~100年後の子どもたちのために、今できること~ 田中律子×峯水亮×アイサーチ・ジャパントークショー」

イルカのアイコン イルカ・クジラにぐっと近付いた 一日「科博でイルクジを学ぶ会」レポート part3

ワークショップ体験会


アイサーチのワークショップ プログラムのひとつに、イルクジに関するクイズ「イルクジクイズ」があります。

イルクジクイズのいくつかは、プログラムの一つとして登場していますが、実は、全部で88問もあるんです。

長年作り貯めてきたイルクジに関するクイズ。

鯨類の研究は日々進んでいて、事柄が変わったり、新しい発見があったりするため、クイズの内容が古くなっているところもあるので、 問題と答えを改良して、現場で使えるようにしたいと考えていました。

今回、鯨類研究の最先端で活躍されている田島さんを交え(アドバイスをいただきながら)、アイサーチの「伝える」という活動の普段は見えない「ワークショップを作る」部分を体験してもらおうと、ワークショップ(製作)体験会を行ないました。


いざ!体験してみよう!!


まずは、88問からどれを使いたいかを各自が考えて出していきます。

自分だったらこれを問題として使いたいと思うものを付箋に書いて出していきました。

みんなの興味が多岐にわたり、思ったよりもたくさんの問題が抽出されました。
その中でも何人かが取り上げたいと思った問題について、田島先生にもアドバイスいただきました。

3人組になって、自分たちが仕上げたいと思う問題を決めていきます。

3人で問題の文章、答えと解説を作っていきます。

わからない言葉は田島先生にも教えていただきました。

できた問題と答えを発表!!

解説を図解したり、答えから考えを広げていく問いなど、大哺乳類展2を見学したことや田島先生のお話を聞いたことが活かして、いろいろ工夫されたクイズが4問整いました。

1時間程度の短い時間でしたが、みなさん集中して取り組み、成果が出てよかったなぁと思います。

近いうちにこの問題を多くのみなさんに出したいと思います!!

(レポート:スタッフN)


イルカ・クジラにぐっと近付いた 一日「科博でイルクジを学ぶ会」レポート

Part2 「田島木綿子さんレクチャー」編 ↓
https://icerc.org/3790

Part1 「みんなで観覧した大哺乳類展2」編↓
https://icerc.org/3789
イベント概要
2019年5月25日(土) 科博でイルクジを学ぶ会(会員・登録ボランティア限定イベント)

イルカのアイコン イルカ・クジラにぐっと近付いた 一日「科博でイルクジを学ぶ会」レポート part2

レクチャー「 鯨類研究の最前線を聞く! 」
講師:田島木綿子さん


イルカ・クジラにぐっと近付ける一日。午後の部です。

第一部は、大哺乳類展2の監修も務める田島木綿子さんをお呼びしてのレクチャーです。

まずは、今回の大哺乳類展の解説から。

『首の骨は、キリンもイルカもヒトも必ず七つあること。』

など、哺乳類に共通する事柄を挙げ、 「哺乳類とは何か」の基本的なところからスタート。

続いて、

『肋骨が胸部にしかないのは、肺呼吸をするために胸郭を膨らませて付随して呼吸をするためであること。』

『繁殖できたのは、胎生のおかげでお腹に子供を入れたまま食べ物を探すことが出来たから。』

など、 特別展のテーマにもなっている「哺乳類の生き残り作戦」を中心に解説いただきました。

私たち人間も同じ哺乳類なのに、知らないことがたくさんあり、自分自身と動物とのつながりを感じることができました。

生き物の本質であり、とても大切なこと


話の中で、特に興味深かったのは陰茎の話。

生き残るとは、子孫を残していくこと。

雌の膣に合わせて形を変えたり、トゲトゲにしたりと、 いかに子孫を残していくか、生き物たちは、さまざまな手段をとっているそうです 。

雄のたゆまない努力、子孫を残すための方法・・・

本当に健気だなと思いました。

研究とは何か?


後半は、田島先生の研究分野であるストランディングの話。

調査をする上で重要なことは、さまざまな分野の人たちにみてもらい、分野ごとの情報が合わさることで解明の糸口を探すことだと教えていただきました。

他ではなかなか聞けない貴重なお話が盛りだくさんでした。



「何かを知るためには、どうしたらよいか」を常に考え、行動することが「研究」だということを、改めて感じさせていただきました。

田島さんのお話を聞いていると、自分がまるで大学の講義を受けているようで懐かしく感じました。

今後のアイサーチでの活動も、幅広い年代の方々とともに海の環境を考えることで、広い視野で物事を考えていきたいです。

(レポート:きく)


イルカ・クジラにぐっと近付いた 一日「科博でイルクジを学ぶ会」レポート

Part1 「みんなで観覧した大哺乳類展2」編↓
イルカ・クジラにぐっと近付いた 一日「科博でイルクジを学ぶ会」レポート part1

Part3  「ワークショップ体験」編 ↓
イルカ・クジラにぐっと近付いた 一日「科博でイルクジを学ぶ会」レポート part3

イベント概要
2019年5月25日(土) 科博でイルクジを学ぶ会(会員・登録ボランティア限定イベント)

Top