街でプチ クリーンアップ調査をしました
帆船「みらいへ」のイベントが熱帯的圧の影響により延期になってしまった(海関係あるあるですね)ので、代替プランとして、イベント準備作業&街のごみ調査を行ないました。
午前中はおしゃべりしながら、今後のイベントへ向けた準備作業を。
イルカやクジラのウォッチング体験談や、イルクジグッズの話、趣味トークなど、いろんな話が出て楽しかったです。
そして、軽くご飯を食べた後は、街にどんなごみが落ちているかの簡単な調査をしました。
場所は、川崎市のとある駅前。
まず、「交差点の十字路と、ただの一本道と、どちらがどんなゴミが多いか」を見てみることに。
そして、他にも「草むらと、コンクリの道と、どちらがゴミ多いか」
「草むらの中でも、お花が咲いている草むらと、草木のみの草むらと、どちらが多いか」
などの比較もしていくことに決めました。
今日の調査地に詳しいスタッフがいたので、「駅周辺のきれいに管理されている場所と、線路を越えて商店街に続く場所の、ゴミの違い」も見ていくことにしました。
結果は・・・
全体を通して、タバコの吸い殻が1番多かったです。
歩道よりも交差点の十字路やバス停周辺、パチンコ店の前に。
たばこの吸い殻は、「管理されている150mの道(大通り)」にはタバコが15本ありましたが、「大通りからワキにそれる小道」には、大通りから50mほどの距離にも関わらず、100本もの吸い殻が落ちていました。
草むらよりもコンクリの道、(草むらの中でも)お花の咲いているところよりも草木のみのところに多くごみが捨てられていました。
やはり、お花が咲いているところには、ポイ捨てしにくいのでしょうか。
少し人通りの少ないわき道の方がポイ捨てしやすいのかもしれません。
人通りの少ない横路にゴミが多かったり、何かの間にゴミを隠すように放置されていたりしているのを見て、「ゴミを捨てることに多少なりとも罪の意識もあるのだろう」という話も出ました。
海からは見えない街から、水の流れを通って、イルカ・クジラの暮らす海へと届いていってしまうことも大いにあります。
実際、海に浮かぶごみの約7割は川から流れてきたものと言われています。
ごみを拾って、その瞬間、その場をきれいにしただけで満足するのではなく、そこからどう考え、どう伝え、どう広げていくのかをみんなで深めていくのが、アイサーチです。
イルカ・クジラがいつまでも気持ちよく海を泳いでいられるように、街にいる人間は街で出来ることを、一人でも多くの人に行動してもらえるよう、伝えていきたいと思います。
一人ひとりのチカラは小さくとも、みんなで集まれば、やがて大きなチカラとなる。
これからもみんなで未来に向かって行きたいと思います。