ただいま黒潮町!Tシャツアート展2025に今年も参加してきました~ その2
Tシャツがひらひら舞う、黒潮町の砂浜から
出展した2日間は休憩時間を使って「Tシャツアート展」の会場を見てきました。
また、最終日にはスタッフで砂浜を思いのままに楽しんでいました。
私はこの砂浜と、この風景が大好きです。
>> 続きを読む出展した2日間は休憩時間を使って「Tシャツアート展」の会場を見てきました。
また、最終日にはスタッフで砂浜を思いのままに楽しんでいました。
私はこの砂浜と、この風景が大好きです。
>> 続きを読むみなさまこんにちは!関西ボランティアスタッフのアイです。
最後に活動レポート書いたのが2019年のTシャツアート展、黒潮町の記事でした(本人調べ)
そのときのレポートはこちらです。→ https://icerc.org/3574
今年も黒潮町(高知県)で開催された「Tシャツアート展」に、アイサーチ・ジャパンとして参加してきました。
こんにちは!新人ボランティアスタッフのようこです。
10月27日に第2回『海の環境学習 イルカクジラジュニアクラブ』を開催しました。
「海の環境学習 イルカ・クジラジュニアクラブ」は、イルカ・クジラの生態や海の環境について学び、自然とのつながりを感じて未来を考えるスクール型ワークショップ。かわさき市民公益活動助成事業として、4回にわたり学びを深めていくプログラムです。
2回目の今回は『イルカのすむ島からのメッセージ』と題して、元御蔵島観光協会事務局長の小木万布(こぎかずのぶ)さんを講師にお招きして、講演会を行いました。
子ども5名と保護者とスタッフ合わせて計16名の活動となりました。受付が始まると子どもたちがみんな嬉しそうに部屋に入ってきて、ワクワクしているのがとても伝わってきました。楽しい時間が始まります。
小木さんは御蔵島で20年以上にわたりイルカの調査をされているイルカのスペシャリストです。同時に観光協会を立ち上げイルカと人間が共存できる島を実現されて来られました。そこで、長年観察を続けているイルカの生態や関わり方、野生動物と私たちとの付き合い方や環境についてもわかりやすくレクチャーしていただきました。
御蔵島は断崖絶壁な島で平地がほとんどありません。船が接岸するのがとても難しく「月に行くより御蔵島に行く方が難しい」と言われるほど上陸が大変なようです。先月御蔵島に行った私も、上陸できない危機に直面しました。
イルカでとても有名な島ですが、島特有の動植物があります。「オオミズナギ」という海鳥や「ミクラミヤマクワガタ」が生息しています。植物では「ニオイエビネ」が有名です。
島民300人の御蔵島、イルカは150頭ほどいます。私たちは野生のイルカがいることがすごいと思いますが、島の人たちは生まれた時からイルカはとても身近な存在で自然なことなのです。イルカ好きにとっては憧れの島ですね。
御蔵島では1994年からイルカ調査が始まりました。
イルカ調査はどのようにしているか知っていますか? なんと…海に潜り一頭一頭全て個体識別をしています。身体の特徴、尾びれや胸びれの欠けや傷など特徴を見つけていきます。名前も一頭一頭あります。御蔵島のみなさんの愛情を感じますね。
そして、イルカと人間がよい関係でいるために「イルカウォッチング」の自主ルールもあります。
「イルカに触らない。触ろうとしない」「食事や交尾・出産などの自然な行動を妨げない」「イルカに餌を与えない」など。とても大切なことですね。
イルカウォッチングはイルカに影響していないのか?
私は先月イルカと泳いだ時にとても気になっていました。御蔵島の人たちのルール作りと、イルカの観察をしながら無理なイルカウォッチングをしていないことが、イルカが安心して暮らすことにつながっているようです。
今年はイルカが海水浴をしていた人を襲うというニュースもありましたね。
「どうしてイルカは人間に噛み付くことをするのかな?」
みんなで考えます。
「突然知らない人から抱きつかれたり触られたりしたらどうする?」
「野生動物との付き合い方はどうすればいいのかな?」
イルカのことが大好きなみんなはイルカの気持ちがわかります。絶対に動物たちをびっくりさせるような行動はしない。みんなの優しさが伝わってきます。
小木さんからみんなへの最後の質問「私たちが普段使っている水はどこに流れていくでしょうか?」
海が好きな子どもたちはみんな知っていました。家から流れていく水は川に流れてそして海へと流れていきます。
海を汚さないために普段の生活に優しい心配りをしていきましょう。
最後に子どもグループと大人グループに別れてグループディスカッション。
子どもグループでは、
「イルカ一頭一頭に名前をつけて身体の傷とかを全部ノートに書いていてびっくりした」
「この町の水も海につながっているから水を使う時に洗剤とか気をつけようと思った」
「人間の行動によってイルカに影響が出ることもあるから、SDGsにもつながる」
と、SDGsの話題へ。
さらにSDGs14の海のことに留まらず、SDGs15の陸のことにも発展し、
「人工林を整備すれば、木を切ってきれいな水を海に還すことができるから、山のお仕事も海をきれいにすることにつながる」
「ゴミのポイ捨てする人は、言えばやめてくれることもある。学校でできることは、手を洗う時に泡を使いすぎないようにする」
子どもたちが環境への意識をとても高めているのを感じました。
昨年から参加してくれている子が「学校で“SDGs係”を作った」という話や、「海の環境問題をクイズにして伝えていくことができるよ」と話してくれた子もいました。
自分の想いを伝えてそれをお互いに認め合い、これからにつなげていく子どもたちがとても輝いていました。
言葉にして考えや想いを伝えてくれる姿は本当に素敵です。
大人たちも御蔵島のイルカに心を魅了されていました。
イルカが好きな子たちがイルカ調査の一員になる日が来るかもしれないと私は楽しみにしています。
ボランティアスタッフのナガイです
2024/10/6(日)に開催された【海の環境学習教室「イルカ・クジラジュニアクラブ」 in川崎】に参加しました。
昨年度に引き続き、イルカ・クジラの生態や海の環境について学び、自然とのつながりを感じて未来を考えるスクール型ワークショップ。かわさき市民公益活動助成事業として川崎市の小学生を対象に4回にわたり学びを深めていくプログラムです。
今年度の第一回は「多摩川クリーンアップ&粘土クジラ作り」。嬉しいことに昨年度のプログラム全4回をコンプリートした5年生の二人が、今度はキッズリーダーとして参加してくれました。
コンプリートがまだの子も引き続き参加してくれたり、中学生になってボランティアスタッフとして活動くれる人もいて、頼もしい限りです。
午前中は近くの多摩川の河川敷でごみ拾い、ゴールの二ヶ領せせらぎ館に向かって、大人チームと子どもチームに分かれてごみを拾っていきます。
イナゴや蝶やてんとう虫を見つけたり、地元の釣り人にご挨拶したり、人や自然と触れ合いながら茂みの中やブロックの隙間など、協力しあってごみを拾っていきました。
お友だちが一人で拾うのは大変そうなごみを一緒に拾ってくれる子や、手が届かなさそうな場所に落ちているごみも諦めずに上手にバランスを取りながら拾ってくれる子も印象的でした。
ゴールの二ヶ領せせらぎ館に到着すると、会館のスタッフの方と一緒にごみを分別
どんなごみが、どのくらいあったのかみんなで確認しました。
記録係は低学年の女の子、まだ小数点とか習ってないのにごみの重さを正確に記録してくれました。
お昼休憩を挟んで午後は、2階に上がってイルカクジラについて種類や、ロープを使ってクジラの大きさを体験。1階まで降りないと届かない大きさに驚いていました。
そして、粘土でクジラを作ろう!のコーナーではザトウクジラの身体の仕組みや餌の食べ方等を学びながら、大人も子どもも各々個性的なクジラが誕生しました。
その後は、イルカクジラといつまでも綺麗な海で暮らして行くにはどうしたらいいか、グループごと話し合い、発表します。
「ごみを捨てない」「大事に使ってごみにしない」「なるべくリサイクルする」「エコバッグや水筒を使う」「容器を持って行って量り売り出来るといい」等、いろいろな意見が出ました。
*子どもたちの感想*
「ごみがいっぱい拾えてすごく嬉しいです」
「今の自分の生活でふつうだと思っていたことでも、地球には悪くなることがあるから、自分で考えた方がいい」
「友だちとかに、“ごみ拾いとかしよう!”って言って、地球を守る」
今日学んだことを周りの人達に伝えることで、ひとりひとりは小さな変化でもみんなの力が集まって大きな変化になればと思います。
ご一緒したみなさん、貴重な時間をありがとうございました。
ICERC Japanホームページ:https://icerc.org/
姫路市立白鷺小中学校9年生の『姫路を活性化させるプロジェクト』の発表会を参観させていただきました。
メールで問合せをもらったのは、まだ夏の暑さが続く9月あたまのこと。ひとりの生徒さんから「ネットで調べていたら『瀬戸内海スナメリネットワーク』の取り組みを知ったので話を聞かせてほしい」と連絡をいただきました。早速、学校に伺い生徒さんと先生にお会いし、私たちの取り組みや想いをお話させていただきました。スナメリを取り上げてくれるTさんは海の生き物に関心があるそうで、スナメリのことをもっと知りたいし、魅力をみんなにも知ってほしいと題材に選んでくれました。その後、メールやオンラインでも何度かやりとりさせてもらって、3か月後の発表会にお招きいただいたわけです。
総合学習『姫路を活性化するプロフェクト』(略して『姫プロ』)は、姫路の課題と魅力を学び、姫路の人を笑顔にするために各自が興味関心あることを調べて取り組んでいる授業で、今年が初めてだそう。家島の魅力発信や廃校活用、海ごみ削減の取り組みなど、街が海に面した姫路ならではの取り組みも多数ありました。この日の発表は、4グループほどに分かれて各教室で、7~8年生に向けて行われました。
おもしろかったのは、結果だけでなく[なぜその取り組みをするに至ったか]の課程が見えたところ。
例えば・・・
●海ごみを減らすには、海岸のごみ拾いをするだけではすぐに成果がでない。→じゃあ、もっと多くの人に知ってもらってごみの排出を減らそう!
●ポイ捨てをなくすためにごみ箱を設置しようと思ったけど、管理・回収ができない。→じゃあ、海に行く前の場所=川をきれいにしようとリバークリーンアップに取り組もう!
それぞれが取り組む過程で自分の考えをもって実現してい姿がとても素敵でした。
いよいよTさんの発表です。
「スナメリが姫路にいるって知っているひと~?」と聞くと手を挙げたのは40人中5人ほど。結構少ないんですね。後ろで見ていた私も驚きでした。
「なぜスナメリに着目するのか」「スナメリがどうして活性化につながるのか」など、丁寧に図や画像で説明していきます。スナメリの生態をクイズ形式で紹介する場面では、「2番なんちゃう?」「えー、知らんかった!」と教室中で笑いや対談が交わり、ワイワイ大盛り上がり!
(これって、ICERCがおこなっている環境学習と似ているかも。)と見ていたのですが、実はやり方はまったく伝授していないのです。すべてTさんが考えて実行してくれたこと!もう胸アツですね。しかも、Tさんの伝え方、内容も手順もめっちゃうまくて楽しいんです。マネさせてもらお。と思うところがたくさんありました。
大盛況だった発表後、Tさんが駆け足で寄ってきてくれて手渡してくれたのが、手作りのスナメリ解説ブック。温かいメッセージもついていて、感動です!!!発表を聴いて、素敵なプレゼントをもらって、心はぽっかぽか、冬の寒さも吹っ飛びました。素敵な取り組みをありがとうございました。これからのTさんの活躍も応援しています。
とっても素敵な取り組みだったので、ぜひこの想いがつながって広がって『姫プロ』でもぜひ来年度も取り組んでもらえたら嬉しいです。いっしょに姫路のスナメリに会いにもいきましょう。
『スナメリネットワーク』は『姫プロ』と同じで今年度始まった取り組みです。まだまだこれから活性化していきたいと考えています。(スナメリ解説ブックも作りたい!)どうしたら多くの人にスナメリと瀬戸内海の魅力を知ってもらえるか、スナメリを通して地域を盛り上げられるか、一緒に考えて取り組んでくれる人を絶賛募集中です。詳しくは下記ウェブページをご覧ください。