第1回かわさきイルカ・クジラジュニアクラブ
ボランティアスタッフのナガイです
2024/10/6(日)に開催された【海の環境学習教室「イルカ・クジラジュニアクラブ」 in川崎】に参加しました。
昨年度に引き続き、イルカ・クジラの生態や海の環境について学び、自然とのつながりを感じて未来を考えるスクール型ワークショップ。かわさき市民公益活動助成事業として川崎市の小学生を対象に4回にわたり学びを深めていくプログラムです。

今年度の第一回は「多摩川クリーンアップ&粘土クジラ作り」。嬉しいことに昨年度のプログラム全4回をコンプリートした5年生の二人が、今度はキッズリーダーとして参加してくれました。


コンプリートがまだの子も引き続き参加してくれたり、中学生になってボランティアスタッフとして活動くれる人もいて、頼もしい限りです。
午前中は近くの多摩川の河川敷でごみ拾い、ゴールの二ヶ領せせらぎ館に向かって、大人チームと子どもチームに分かれてごみを拾っていきます。

イナゴや蝶やてんとう虫を見つけたり、地元の釣り人にご挨拶したり、人や自然と触れ合いながら茂みの中やブロックの隙間など、協力しあってごみを拾っていきました。


お友だちが一人で拾うのは大変そうなごみを一緒に拾ってくれる子や、手が届かなさそうな場所に落ちているごみも諦めずに上手にバランスを取りながら拾ってくれる子も印象的でした。




ゴールの二ヶ領せせらぎ館に到着すると、会館のスタッフの方と一緒にごみを分別
どんなごみが、どのくらいあったのかみんなで確認しました。
記録係は低学年の女の子、まだ小数点とか習ってないのにごみの重さを正確に記録してくれました。

お昼休憩を挟んで午後は、2階に上がってイルカクジラについて種類や、ロープを使ってクジラの大きさを体験。1階まで降りないと届かない大きさに驚いていました。

そして、粘土でクジラを作ろう!のコーナーではザトウクジラの身体の仕組みや餌の食べ方等を学びながら、大人も子どもも各々個性的なクジラが誕生しました。




その後は、イルカクジラといつまでも綺麗な海で暮らして行くにはどうしたらいいか、グループごと話し合い、発表します。

「ごみを捨てない」「大事に使ってごみにしない」「なるべくリサイクルする」「エコバッグや水筒を使う」「容器を持って行って量り売り出来るといい」等、いろいろな意見が出ました。
*子どもたちの感想*
「ごみがいっぱい拾えてすごく嬉しいです」
「今の自分の生活でふつうだと思っていたことでも、地球には悪くなることがあるから、自分で考えた方がいい」
「友だちとかに、“ごみ拾いとかしよう!”って言って、地球を守る」

今日学んだことを周りの人達に伝えることで、ひとりひとりは小さな変化でもみんなの力が集まって大きな変化になればと思います。
ご一緒したみなさん、貴重な時間をありがとうございました。
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