「新年ビーチクリーン」開催しました!!
こんにちは、新人ボランティアのしょーこです。
1月5日(土)に、由比ヶ浜海岸にて「新年ビーチクリーン」を行いました!
晴天に恵まれ、絶好のビーチクリーン日和となったこの日。
なんと、年始早々にも関わらずボランティア含め21人も集まり、賑やかかつ有意義な時間となりました。
海岸に集合し、ゴミ拾いをする前に・・・クイズを通して、海に棲むイルカ・クジラについて造詣を深めます。
アイサーチボランティアメンバー3人からの、3択クイズ!
参加してくださった方にイルカ・クジラへの興味を持っていただけたようで、とても嬉しかったです。
そして、いよいよゴミ拾いスタート!
この日は天気が良く、浜辺も海も一瞥する限りではとてもきれい。最初は「拾うゴミなんてないのでは?」と思ったのですが、いざ浜に出てみると、出てくる出てくる……。
冬で人の往来が少ないためか、ぱっと目に付くごみは確かに少ないのですが、ちょっとしゃがむと陶器の破片、ペットボトル、たばこの吸い殻、そして砂に混ざった色鮮やかな小さな小さなプラスチック。
拾いつつ、参加者の皆様に何を見つけたか聞いて回ってみたところ、
「陶器やガラスの破片等を拾う横で、子どもが裸足で走り回ってるのは怖い」
「海の家の名残と思われる釘が刺さった木片も、落ちている」
など、違う人の視点を知ることができ興味深かったとともに、自分で見つけられるものより多くのものが落ちていることを痛感しました。
また、マッコウクジラの尾鰭のような形をした石を見つけた、と見せてくれた方もいて、ごみを拾うだけでなくその行為自体を楽しんでいる様子が素敵だなと思いました。
ゴミ拾いをした後は、みんなでゴミをまとめて分別。
その後集まって、どんなゴミがあったか、どんなことを感じたかを共有し合い、ふりかえりの時間を過ごしました。
感想の共有で多く聞かれたのが、やはり色鮮やかな小さな小さなプラスチック片であるマイクロプラスチックについて。
砂粒と同じくらいの大きさで、立って歩いていると見逃してしまうほどなのですが、しゃがむとどうみても人工物に見える赤、青、緑等の鮮やかな色。
自然界で分解されることはなくても、運ばれてくる過程で小さく小さくなってしまったこのサイズであれば、小魚の口にすら入ってしまいます。
参加者の方のお話によると、魚をさばいていたところおなかの中からプラスチック片が出てきたこともあったそうです。
その後、2グループに分かれてゴミをテーマにより深く話し合いました。
そこでは様々な角度からの意見が聞かれ、切り口が多く、とても新鮮なひとときでした。
たばこの吸い殻についての話し合いの中では、携帯灰皿のブランド化によってそれを利用することが喫煙者のステータスのようになれば捨てる人は減るのではないか、という意見や、たばこのフィルターも紙だから分解されると思って捨てる人もいるのではないかという意見も。
マイクロプラスチックについては、私も話には聞いたことがあったのですが、実際に自分で浜に出てみて実情を知ったというところが大きいです。
ここで得た知見を、今後もアイサーチの活動を通して、様々な場面で「伝える」ことをしていきたいなと思いました。
また今回のビーチクリーンは、様々なバックグラウンドをもつ参加者の方々とお話できて、イベントを通した人の出会いも素敵だなと思いました。
皆様お疲れさまでした! 海まで足を運んでくださり、ありがとうございました!!