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活動レポート

イルカのアイコン 「大人だって粘土でイルカを作りたい!~タイセイヨウマダライルカを作ろう!~」を行いました

はじめまして!新人ボランティアのきくちゃんです。

11月8日はダイバーズカフェにて「大人だって粘土でイルカを作りたい!~タイセイヨウマダライルカを作ろう!~」のワークショップを行いました!!
4名の方が参加してくださり、ボランティアスタッフ4名もいっしょに粘土でイルカを作りました。

今回は造形作家の成田穣さんにお越しいただき、タイセイヨウマダライルカの体のつくりや生態の話も聞きながら、楽しく作ることができました。

普段子ども向けに行なっている「ねんどでイルカを作ろう」との違いは、大人だからできる技の数々!
粘土をただ丸めたり、細くしたりという作業だけでなく、スプーンを使って背ビレのカーブを作ったり、粘土が入っていたふたを利用して平たくしてみたりと、あっ!と驚くやり方がたくさんありました。
参加者からも「ほぉー!」という感心の言葉があがり(私が一番大きな声を出してしまいましたが(笑))、最後完成したタイセイヨウマダライルカたちを見ながら、皆さん大満足でした!

おなかにマダラ模様があるタイセイヨウマダライルカ。
途中、そのおなかの模様の話になり、「マダラ模様は大人になるほど増えてくる。
それって、、人間のシミといっしょだね!」と、皆で笑い合いました。
同じ哺乳類としてほっこりするような共通点もあるのですね♪

最後は、イルカ・クジラたちが暮らしている海からのメッセージを受け取る時間。
”水の流れ”からごみのお話をして、どうしたらイルカ・クジラが棲みやすい環境になるかを、皆でいっしょに考えました。
ひとりひとりの行動は小さいものですが、小さな行動も集まれば大きな行動になる。
これからも、海の環境を大切にしていく活動を心がけていきましょう♪

11月8日生まれのイルカたちはコチラです

 

ダイバーズカフェのゆったりした音楽と、マスターが作るお酒やジュースを片手に・・・。

イルカを作りながら、イルカ・クジラや海の未来を考える時間はとっても有意義でした!

 

次回はシャチ編があるかもとのことですのでお楽しみに!!

 

以上、いきものと人間との架け橋となる存在を目指す、きくちゃんでした。

イルカのアイコン ロハスフェスタ万博AUTUMNに出展しました

はじめまして!
新人ボランティアのSです。

さわやかな青空の下、2日間に渡り「 ロハスフェスタ万博2018AUTUMN」に出展してきました!

アイサーチブースは、環境教室のミニワークショップ「ねんどでイルカを作ろう」、本物のクジラの歯やヒゲ板に触れられる「なんだろうBOX」、エコグッズ満載の「出張Flipper’s STORE」の豪華3本立て。
どれも大好評で、たくさんの人でにぎわいました。

1日4回のミニワークショップは、急遽、増席したものの、お昼前には全て満席になる大盛況。

満席後にブースに訪れてくれた子どもたちには、ミニワークショップの代わりに「なんだろうBOX」で珍しいクジラの身体の一部に触ってもらったり、シールをプレゼントしましたが、11月17.18日に行われる「大阪自然史フェスティバル」等の機会にアイサーチ・ジャパンのワークショップを楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

そして、私事ではありますが、今回はワークショップのお姉さんに初挑戦させていただきました!

 

私は、4月に行われた同イベント(ロハスフェスタ)でアイサーチ・ジャパンの活動を知りました。

そこから、わずか半年程。
同じ場所で今度はワークショップに行う側になり、巡り合わせの妙味を感じながらのデビューとなりました。

ねんどでイルカを作る工程を丁寧に説明し、子どもたちに環境の話を分かり易く伝える・・・簡単ではありませんでしたが、先輩ボランティアの皆さんの優しいレクチャーと、明るい励ましを受けて何とか無事に務めることが出来ました!

実際にワークショップを経験してみて、やり甲斐を感じたことは、子どもたちが想像以上に私たちの環境へのメッセージを真剣に聞いてくれた事です。
ロハスフェスタという場所に集っているからか、「どうやったら海のゴミがなくなると思う?」という質問に対し、「ポイ捨てしない!」「リサイクルする!」といった元気な声が次々に上がった時はとても嬉しかったです。

短い時間ではありますが、一緒にクイズをしたり、世界で一頭だけのイルカを作ったことで、イルカやクジラを身近に感じる気持ちが育ち、彼らの棲む海に対する意識も高まってくれたのではないかと思います。

子どもたちの作ったイルカは一頭一頭表情が違って可愛らしさがあり、アイデアいっぱいの名前、何よりも完成したイルカを見つめる嬉しそうな笑顔を見ると、本当に幸せな気持ちになりました!ワークショップに参加してくれた子どもたちへ、心から「ありがとう」という気持ちを伝えたいです。

また、いつも黒潮町でのイベントに足を運んでくれているイルカクジラ博士くんとの再会があったり、ブースに興味を持って下さった方々とのイルクジトークもスタッフにとって充実したひとときでした。

 

今回のイベントで少しでもアイサーチ・ジャパンの活動に興味を持って頂いた方は、是非、お気軽にご連絡下さいね!

そして、子どもたちからのワークショップの感想や質問のおたよりもお待ちしています!
(最後に配った水色エコバックの中に、おたより用の紙が入っているよ!)

 

ロハスフェスタで生まれたイルカたちはこちら↓

11月3日生まれのイルカたち

11月4日生まれのイルカたち

 

この度 ご参加頂いた皆様、 本当にありがとうございました。

イルカのアイコン 秋のビーチクリーンアップin須磨を行いました

10月21日、須磨海岸でビーチクリーンアップを行いました。

アイサーチ初のごみ調査(どんなごみがいくつ落ちているか数えます)です。

少人数で、のんびりじっくり取り組みました。

 

今年6月、須磨近くの明石海峡では数頭のミナミハンドウイルカの群れが現れ、話題になりました。

実は、神戸や明石ではそんなに珍しい話ではないんです。

漁師さんや遊覧船に乗った子どもたちもしばしば目撃しているんですよ。

クイズに答えてイルカ・クジラってどんな生き物か思い出してみました

 

そんなイルカのすむ海を目の前に、ごみ拾いをすること30分。

一見何も落ちていなさそうな砂浜でしたが・・・

品目分けが難しい。細かく砕けて何かわからないものも。。。

 

なんと集まったごみは45L袋5つ分!(入らない大きいものもありました)

国際クリーンアップ(ICC)という世界共通の方法で、ひとつひとつ品目を数えていきます。

結果は・・・

 

―拾ったごみトップ10―

1 硬質プラスチック破片
2 ペットボトルキャップ(プラスチック)
3 発泡スチロール破片
4 ストロー、マドラー
5 食品容器(プラスチック)
6 ふた(プラスチック)
7 ロープ、ひも
8 牡蠣養殖用まめ管(長さ1.5㎝)
9 その他プラスチック袋
10 食品の包装・袋

 

この調査結果は、日本での漂着ごみの調査・集計や海ごみ問題の普及啓発を行なっている一般社団法人JEANに送ります。(アイサーチと愛知万博で共同出展していただいたこともあります)

JEANが毎年出している海ごみトップ10と比べてみるとほぼ同じラインナップ。(前年度の結果はJEANのホームページから見ることができます)

8位の「牡蠣養殖用まめ管」は去年全国1位でした。瀬戸内海では非常に深刻な問題となっているんです。

今年、世界中で使用の見直しが進められた「ストロー」は4位。(私、ほかの海岸で定期的にビーチクリーンしていますが、こんなに多く拾ったのは初めてでした!)

 

20年ほど前、須磨の海は緑色をしていて、泳げるものではなかったそうです。

このままではいけないと思った地元の方々や行政が改善に取り組みました。

そして今では、海は底が見えるくらい澄んだ水の色をしています。

砂浜も整備され、人々の憩いの場となっています。

透き通った海を覗くと小さな魚(ボラ)たちが見える

 

それでもまだまだ落ちている海ごみ。

拾っても拾っても拾いきれないごみを見ると悲しくなってくることがあります。

どうしたら海ごみをなくせるのでしょう?

ごみもただ拾うだけではなくて、ひとつひとつ調査することで、見えてくることがあります。

参加してくれたみなさんもそれぞれに感じたことがあるようです。

 

大好きな海のため、いつまでもイルカ・クジラに出会える地球であるために

何をすべきか、何ができるのか、考えていきたいですね。

 

ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました!

 

さて、来週10月28日(日)は、由比ヶ浜(神奈川・鎌倉)でビーチクリーンアップです!

関東のみなさま、ぜひぜひご参加くださいませ。

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