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活動レポート

イルカのアイコン 沖縄タウンマルシェに出展しました

こんにちは。ボランティアスタッフのみくです。
10月23日、24日に杉並区代田橋駅近くの商店街「沖縄タウン」のマルシェに出展いたしました。
『出張Flipper’s STORE』として、ナチュラルソープや手ぬぐいなどのグッズ販売に加え、ワークショップ『イルカすくい』を行いました。ワークショップの参加者は、1日目が70名、2日目が72名でした。何度も来てくれたり、二日とも来てくれた子もいて、いつも子どもたちに囲まれていました!!
『イルカすくい』と聞くと、イルカを水の中からすくって取り出すゲームなのかな?と想像するかも知れませんが、そうではありません。
今回私たちが行ったのは「イルカ」を「救う(すくう)」ゲームです!

海に見立てたプールの中には、私たちが大好きなイルカ・クジラたちの模型が見えます。水面には、イルカたちの食べるサカナやイカ、海の生きものたちが描かれたフロートが浮かんでいますが、よく見てみると、レジ袋やタバコの吸い殻などのゴミの絵も混じっています。
このワークショップでは、このゴミだけをすくってもらい、イルカ・クジラの海をきれいにしてもらうことでイルカたちを「救って」もらいました。

子どもたちは、みんなとても一生懸命ゴミをすくってくれました。
私はまだボランティア2回目の参加で少し緊張気味でしたが、子どもたちの楽しそうにしている姿を見て、段々とリラックスできて楽しくワークショップができました。

ゴミをすくい終わりきれいになったプールを見て「イルカさん良かったねぇ」とつぶやく子や花火のゴミの絵を見て「火が着いていたら危ないから」とプールの水に入れてジュッと火を消す動作をしてくれる子、何度も遊びに来てくれる子もいました。
「ゴミを減らすことも大切なんだよ」ということをゲームをしながらみんなと話をしました。すると、ゲーム後には全員に小さな絵本をプレゼントしているのですが、兄弟で参加してくれた子は、絵本を1人ずつそれぞれに渡すと一緒に読むから、ゴミが増えちゃうといけないから一冊でいい」と、もう一冊渡した絵本を返してくれた子までいたようです。
みんなと楽しみながら、普段の生活で私たちがイルカ・クジラの暮らす海のためにできることを一緒に考えることができました。

イルカすくいをしている傍ら、イルカクイズで「イルカの鼻は何で頭の上にあるのでしょう?」と聞くと、少し考えて「そう世界に決められたから」とカッコイイ答えをくれた子もいました。
子どもたちがワークショップをしている間、物販の方に来てくれる保護者の方もスタッフの「水のつながり」の話に感動してくれてグッズを買ってくださったり、子どもの好きな柄の手ぬぐいをお土産としてくださったり。様々な方とお話できて充実した2日間でした。

まだまだ慣れない私ですが、次のボランティアでも、たくさんの子どもたちが来てくれる中で、その子にあった内容や興味を持ってくれる所をもっと上手く広げて、一緒にコミュニケーションを取り合えるようなワークショップをどんどんしていきたいなと思っています。
最後に、今回イベントにお越しいただいた皆さま、お誘いくださった和泉明店街沖縄タウンの皆さま、本当にありがとうございました。

イルカのアイコン つながるマルシェに出展しました

こんにちは。ボランティアスタッフのかよです。

9月12日(日)に、グランツリー武蔵小杉で開催された『つながるマルシェ』に出展しました。

当初予定していたワークショップの「イルカすくい」が事情によりできなくなってしまいましたが、「イルカクイズ」と、骨や歯に触れる体験が出来るワークショップを実施。『出張フリッパーズストア』としてナチュラルソープや手ぬぐいの販売もしました。

当日は会場であるシュッピングモールにお買い物に来た方々が、イベント会場にも大勢足を運んでくださいました。アイサーチのブースは会場に入ってすぐ。「イルカクイズやってまーす」と声をかけると、たくさんの親子連れの方々が足を止めてくれて、イルカクイズには200名近くのみなさんに参加いただきました。

ワークショップは、まずは来場者に興味を持ってもらうためにクイズでスタート。イルカ・クジラの歯やヒゲ板の実物に触われる時間があり、みんなで餌の食べ方を学びます。そこから海のプラスチックゴミ問題へと話が展開され、最後は水のつながりのお話。参加してくださる方にも「自分なら何ができるか」を考えてもらうきっかけになるような内容です。

「イルカはどうやってエサを食べるでしょう?」とクイズを出すと、小さいお子さんも真剣に考えて答えてくれました。「エサを丸呑みする」と知ったあとで、実際にシワハイルカの歯、マッコウクジラの歯、ミンククジラのヒゲ板を触ってもらいながら、食べ方の説明をすると驚きや感嘆の声があがりました。大人もお子さんも楽しんで聞いてくれているのがわかり、私たちもうれしくなりました。特にヒゲ板は大人気。「こんなのが口の中にあるの?」「なんで固いの?」とみんな興味津々でした。次にオオギハクジラ一頭のお腹の中から見つかったゴミの写真を見てもらうと、こちらも驚きの顔。「かわいそうだね」「お腹痛くなっちゃうね」とお子さんたちに語りかけるお母さんやお父さん。一緒にこの問題を考えてくれようとしていました。小学生くらいの子たちには「授業で習った」と話す子もいました。

今回は物販がメインのイベントで、環境問題がテーマではなかったにも関わらず、親子で話を聞いて海やイルカ・クジラやゴミ問題について考えてくれる方が非常に多かったです。お買い物のついで、お散歩のついでで立ち寄ってくれた方々にも、イルカ・クジラや海について知るきっかけになってくれたら嬉しいです。

『出張フリッパーズストア』にも、100名近い方が立ち止まってくださり、多くの方が海に優しい品々を手にとってくださいました。

今回ボランティア参加が初めてだったれいなちゃんとみくちゃんも、参加者の方と会話をするうちにどんどんお話がうまくなっていき、自然と言葉が出るようになっていました。大事なことを誰かに伝えようとする時、伝えたい気持ちが力になって、自分の言葉として出るようになっていくのだなと、一緒に活動する仲間を見てとても嬉しい気持ちになりました。この思いをみんなで繋げていきたいです。

かわさき市民活動センターのみなさま、機会をいただきありがとうございました!!

イルカのアイコン ICERCレクチャー「知りたい!会いたい!大阪湾に暮らすスナメリたち」を行いました

9月12日(日)。今回は、関西企画初のレクチャーとして人間生活圏に最も近いところで暮らすイルカ=スナメリについて、海遊館で大阪湾のスナメリ調査をしている石川恵さんに講演いただきました。

参加者は10名。スナメリの生態から始まり、大阪湾での観察会の様子を動画で紹介いただいたり、スナメリたちが暮らす大阪湾の生態系もお話いただきました。
大阪の海と聞くと、工場が立ち並ぶ護岸されているイメージがあるのですが、大阪湾には確実にスナメリがいて、わたしたちが思っている以上に多くの生き物が生息している豊かな海であることを知ることができました。もっと大阪湾のことを知ることもスナメリたちが暮らす海であり続けるために必要かもしれません。

また講演の中では、海遊館の想いにも触れられ、よくよく聞いてみると、なんとアイサーチのAll as Oneと同じ!「みんなつながって生きている」という考えを持たれているそうです。
海遊館の展示にも詳しく書かれているそうなので、気になる方はぜひ行ってみてください。生き物たちはもちろん、展示の読み物もおもしろそうですね。

そして、1時間半の話のあとは、どどーっと質問が寄せられ、30分間の質疑応答はあっという間。また調査船に乗ってスナメリに会いたい、いつか必ず調査船に乗りたい、という声も聞こえました。私もみなさんと同じ思いです!

石川さん、参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
スナメリたちが暮らす海がすぐそこにあることをもっと関西圏に暮らす人にも知っていただけるようチーム関西盛り上げていきたいと思います。

(スタッフたかこ)


海遊館
https://www.kaiyukan.com/

↓海遊館の行っている大坂湾スナメリ調査についてもぜひご覧ください
https://www.kaiyukan.com/connect/laboratory/sunameri/



助成:地球環境基金 LOVE BLUE
協力:海遊館 石川恵さん

イルカのアイコン 「イルカ・クジラを楽しく学んでエシカルな一歩を踏み出そう!in atre大井町店」を開催しました

こんにちは!ボランティアスタッフ初参加のりなです。8月28日(土)に、Ethical&SEA(エシカルシー)とのコラボイベント、「イルカ・クジラを楽しく学んでエシカルな一歩を踏み出そう!in atre大井町店」を開催しました。Ethical&SEA(エシカルシー)は、“エシカルな生き方を広げ次の世代まで青い地球を残す”ことを目指し、人と環境のみならず、社会にも配慮をした商品を扱うセレクトショップです。

8月最後の週末ということもあり混雑を避けるため、1グループ毎に順番にまわって体験してもらいました。みなさん、手慣れた様子で消毒をするなどして感染症予防対策にご協力くださいました。

ブースの入り口、目を引くのは、迫力あるザトウクジラのタペストリーと、Tシャツミュージアム。原寸大尾びれの大きさに驚かれている方が多く、ただ数字で体長をお伝えするよりもその大きさを実感してもらえたように思います。

Tシャツミュージアムでは、日本近海に生息する鯨類およそ25種を展示。「水族館で見たことある!」「シャチ日本で見られるの!?」などなど、様々な反応がありました。(個人的にはシャチ人気に驚きました…)このTシャツは販売していないのですが、販売を求める声が多数あったことも、イルクジに対する関心の大きさが表れているのではないでしょうか。

やはりといいますか、一番人気は、本物のひげ板・歯・骨を実際に触って観察するコーナー。小さい子から、大人の方まで、興味津々…シワハイルカの歯の表面を虫眼鏡で観察してみると、「シワが入ってる!」と、名前の由来に納得のご様子。鯨類の骨密度が小さめで、スカスカなことも多くの方に気付いてもらえました。こちらが言うよりも先に特徴を発見してもらえて、解説をしていて非常に楽しかったです。

イルクジについて学んだ後は、海や、環境問題のお話。一頭のオウギハクジラの胃から発見された、大量のゴミの写真にはじまり、海、川、陸は水を通してつながっている、という話をさせていただきました。どうしたら海のゴミを減らすことができるのか?海に直接ゴミを捨てないということはもちろんですが、実はその上流にある街や陸から風や川の流れによって海へと蓄積することの方が大きな原因だと言われています。

(※参考:陸域から河川への廃棄物流出メカニズムの共同調査/日本財団クリーンアップ結果報告2018/JEAN

まずはゴミを適切なところに捨てる、そもそも排出するゴミの量を減らすなど、根本的なところでの対策を、来場してくださった方々と一緒に考えるきっかけになりました。
ゴミを減らす、ということで、エシカルシーで販売されている「何度でも使えるシリコンストロー」「スタッシャー(シリコン製容器)」などの商品に目を向けていただけたのも嬉しかったです。
ブースを何周もしてくださる方や、以前アイサーチの別のイベントに参加されて今回また来てくれた方も(!)いて、その再会にスタッフも大喜び。私も様々な方にお会いすることができ、全体を通して非常に楽しく、勉強になった1日となりました。

エシカル(ethical)とは、もともと「道徳上の、倫理的な」という意味を持っていた言葉ですが、今は「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」に対して用いられているようです。

(※参考:エシカル消費とは/消費者庁

ただ環境に配慮するというよりも、それが社会や使う人、地域に対して及ぼす影響まで考慮した、より現実的で受け入れられやすい概念かなと思います。今回のイベントを通して、今後もっとこのエシカルな生き方が広まっていけば、そして、アイサーチとしてそのお手伝いをさせていただければ良いなと感じました。

最後に、イベントにお越しいただいた皆様、そして、一緒にイベントを開催してくださったエシカルシーの皆様に厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

イルカのアイコン 協力イベント【夏休み自由研究オンラインワークショップ「日本で逢えるクジラについて知ろう!」ニタリクジラとザトウクジラの違い 黒潮×座間味】が行われました

前日のねんどクジラの企画からのご縁で、こちらのワークショップにも携わらせていただきました。
春に大人向けの講座に参加させていただいて、とても興味深かった内容が子ども向けにリニューアル!
同じヒゲクジラ、いったい何が違うの???と大人でも難しいのですが、子どもたちの理解力と吸収力はすごいです!!
私(石塚)もちょっとだけしゃべらせてもらいましたが、始終ほほぅ~とうなずいてばかり。パワーアップしていて、これはもう一回、大人向けにもぜひお願いしたい~と思うほど、濃い濃い内容でした。
子どもたちの自由研究がどのように仕上がるのか楽しみです!

参加いただいたみなさん、カラフルウェーブ大坪さん(座間味)・大方ホエールウォッチング大迫さん(黒潮)、ありがとうございました!!

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