スタッフAです。
大変遅くなりましたが、昨年12月11日(木)~13日(土)に出展したエコプロダクツ2014のご報告です!
2014年のエコプロダクツは3日間で約16万人の来場者があったそうで、大きな会場に企業、NPO・市民団体、大学・学校・教育関係、地方自治体、などが集まり、それぞれの環境への取り組みを積極的に発信していました。
アイサーチは例年、エコプロダクツの出展では、環境教育プログラム『ねんどでイルカをつくろう!』を実施することを中心に活動紹介を行ってきましたが、今回は大人から子どもまで広くたくさんお話できるよう、プログラム展示『Tシャツミュージアム』や『なんどろうBOX』やクイズを行い、本当にたくさんの方々とお話させていただくことができました。

クリップボードを首から提げてグループで来てくれた小学生・中学生のみなさんは、こちらの話をしっかりと聞いてくれ、質問もたくさんしてくれました。
「マッコウクジラはだいたい何時間くらい息がもつのですか?」
「シャチは人間も食べるのですか?」
などイルカやクジラの生態の質問がいろいろ飛び出しあたふた・・。
子どもたちの好奇心には学ぶところがたくさんあります。

また今回は大学生で「ボランティアに興味がある!」という方々との出会いも多かったです。
海洋系の学部の方もいれば、単純に海が好きという方も。
「何かしたい!じっとしていられない!」と話してくれた学生さんと「一緒に何かやりましょう!」と盛り上がりました。
いま学生さんが熱い!と実感したスタッフAでした。
そんな熱い学生さんがアイサーチにもいます!
土曜日は一部展示物を下げて、少人数で『ねんどでイルカをつくろう!』のプログラムを実施しました。
子どもたちの集まり次第でゆるくやろう、と言っていたにも関わらず、実施5回・全18名の方々に参加していただきました。
→今回生まれたイルカたちはコチラ←
ここで先日ワークショップ指導者の研修を受けたばかりのなつみちゃんのデビュー!
緊張しているかと思いきや、じっくりと子どもたちに寄り添う姿勢、相手の目を見て話し伝える視線、キュートな笑顔。
バッチリでした!
これからもよろしくお願いします。
さらに、3日間を通して「スタッフのイルカ・クジラの知識を深めつつ、あたらしいアクティビティーのアイディアの模索」を水面下で行っていたスタッフA。
エコプロスタッフだったみなさん、楽しかったですね、ネタ作り。
でもまだまだ足りない!
みんなでもっとネタ集めしたい!
来年度もボランティア登録して一緒に作りましょう!
→新規の方のボランティア説明会はコチラ!←
この度エコプロダクツ2014の出展にご協力いただいた生物多様性ナレッジスクエア、ご来場者のみなさま、アイサーチボランティアスタッフのみなさん、ありがとうございました!
こんにちは、P事務局員です。
年末休みではありますが、今年に残した最後の仕事として、このブログを書かせていただきます!
話は、1か月以上前。11月のお話です(^_^;)
11月14日~16日にかけて、沖縄大学等で行われた、海辺の環境教育フォーラムに参加しました。
海辺の環境教育フォーラムは海の環境教育関わる人、興味を持つ人のゆるやかなネットワークです。
2001年3月に始まった同名のミーティング、その報告書の作成、メーリングリストの運営などが主な事業だそうです。
私もずいぶん前からこのフォーラムは知っておりましたが、実は自分が参加するのは初めて!!
今回は託児があるということなので、思い切って4歳の子を連れて参加しました。

写真は一般公開イベント「海がっこう海あしび」に出展したアイサーチの海の環境学習教室の模様。
14日の夜は前夜祭。
私と同じく、アイサーチ歴20年・沖縄在住のMちゃんが料理長をして、揚げ物などのオードブルだけでなく、
沖縄家庭料理やフルーツなども提供してくれ、沖縄伝統舞踊・歌なども観ることができました。
荘厳な踊りや歌を、最前列中央で、わが子が鼻くそをほじりながら、見ていたのに、
本当に一生懸命踊ったり歌ったりしてくださって、申し訳ないやら、大変感謝しております。
15日の午前中はエクスカーション。
私はゲッチョ先生の海辺の自然教室に参加しました。
ゲッチョ先生というのは、沖縄大学の盛口満先生です。
ゲッチョ先生は千葉県館山市出身で、子どもの頃にひろったタカラガイをきっかけに、
漂着物などに大変な関心をもたれ、今に至るそうで、
貝にはまり→木の実にはまり→骨にはまり…と漂着物からいろいろなお話を聞くことができました。
ひげ鯨のでっかい背骨も持たせていただいて、うれしい限りです。

こんにちは、P事務局員です。
2014年11月8日(土)アイサーチレクチャー2014第1回目、
酒井麻衣さんをゲストにお迎えした
レクチャーイベント「イルカはなかよし?」を開催いたしました!
・・・報告遅くて申し訳ありません。

さて、酒井さんのお話。
御蔵島で個体識別調査が開始されて21年。
1994年から10年間のアイサーチと御蔵島で共同調査をしていた2000年から
酒井さんもこの調査に参加しており、それ以来御蔵島周辺のミナミハンドウイルカや
飼育下のイルカ、ヨウスコウスナメリなどを対象にし、研究を進めてこられました。
興味深いお話ばかりで1時間があっという間だったのですが、
いくつか、私が印象に残ったエピソードをちょっとご紹介。
酒井さんの研究のテーマの1つ。同調行動。
人間でいうと、お神輿をかつぐ、フラなど大勢でそろえてダンスする…
こういったことを通じて、社会的コミュニケーションに人はとります。
イルカが一緒にタイミングを合わせて泳いだりする同調行動
もこういった社会的コミュニケーションであると考えられるということ。。。
私はイルカを通じて、人間のこうした行動が社会的コミュニケーションなのだと
再認識しました・・・逆に。
飼育イルカのお話では、
イルカが水流を使って赤ちゃんを抱っこするというお話が印象的でした。
母イルカが水流をおこし、赤ちゃんイルカがその水流にのることで
楽に泳げるというこの行動。
人間のように手で抱っこはできないけれど、イルカも赤ちゃんを思う気持ちは
同じなのですね!
水族館で観察できる時があるかと思いますが、
そういうことなのだ!と見るとあたたかい気持ちになりますよね~
ヨウスコウスナメリにバイオロギングをつけての研究では
単独で暮らすと一般的に言われているスナメリが一緒に泳ぐ同調行動することがある
とわかったことも印象的でした。
お話の中で参加者とのやりとりもあり、ナイスな回答にはポストカードのプレゼントが
あったり、クイズもおこなったりと、楽しい時間を過ごしました!
また、御蔵島で行われているミナミハンドウイルカの個体識別調査の
ボランティア(Mido)を支援するチャリティーTシャツの販売もありました!
この個体識別調査が、この先長く続いていけるよう応援していきたいですね!!
Midoの詳しい活動内容は下記リンクよりご覧ください。
http://midolphin.jimdo.com/
https://www.facebook.com/MikuraDolphinTeam
久しぶりのレクチャーイベント開催。
初めてご参加いただいた方、以前もレクチャーに参加してくださっていた方、
中学生からクジラと共に年齢を重ねた大人たちまで
酒井さんの楽しく、興味深いお話をご一緒に聞くことができて
とてもうれしく思いました。
ご参加くださった方々、そして酒井さん
本当にどうもありがとうございました!
次回、第2回目は12月20日(土)。
北海道を主なフィールドに大活躍する、笹森琴絵さんをお迎えします。
室蘭、羅臼、釧路、そして北方4島などの鯨類のお話を
写真や楽しいトークでご紹介いただきます!
野生のシャチや北のザトウクジラなど貴重な写真も必見です!
そして、今年6月に発足した、ホエールウォッチングの業界団体「日本クジライルカウォッチング協議会」
のお話などもお聞きしたいと思います。
参加受付中です。
アットホームな雰囲気のレクチャーイベントですので、
ぜひ、お気軽にご参加ください!お待ちしております♪
https://icerc.org/
こんにちは、事務局P(元P事務局長)でございます。
修学旅行中の体験学習の一環として、岩手県盛岡市立下橋中学校のみなさんがワークショップ「イルカのひみつ・クジラのふしぎ」に参加して下さいました。
今年もやってきてくださった下橋中学校のみなさん!
雨の中の修学旅行で、残念でしたが、
元気なかわいらしい女子5人がやってきてくれました!

・・・!!!
モノクロ写真になっちゃいました(^_^;)
ワタクシ、5年ぶりくらいに修学旅行のみなさんの受け入れ担当をしたためか、
話がアドリブばかり、脱線ばかりしておりましたが、
まじめな良い子たちばかりで、話をよく聞いてくれました。
ありがとうございます。
粘土でイルカをつくりながら、イルカの生態を学び、
水の循環から自然環境を考え、
日々の生活の中でできる環境に配慮したちょっとしたこと…
少しでも記憶に残ってくれたらうれしいです。
かわいい女子たちはその後、スイーツを食べに行くとか…。
私の時代の修学旅行とはだいぶ違いますよー
楽しそうだし、自分たちで考えて行動するところがいいですよね。
私もこういった機会をいただけ、
アイサーチの伝えたいメッセージについて、
また、イルカやクジラの生態や水の循環について、
団体の設立のお話しなど、振り返るいい機会となりました。
どうもありがとうございました!