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活動レポート

イルカのアイコン 春のボランティア研修 in葉山


 

4月26日、今年度初めてのボランティア研修が葉山で行われました。
今回の研修は、NPO法人オーシャンファミリー海洋センターの海野さんを講師にお迎えし、身近な海環境の理解を伝えるための学びとして、海岸に打ちあがる漂着物観察を通して環境や生物に与える問題などについて取り上げ、考えることがテーマです。

オーシャンファミリー入口
↑オーシャンファミリーの入口。入口からワクワクが始まる予感!


葉山公園
この日は、晴天に恵まれ、初夏の日差しとそよ風の中、海岸にはマリンスポーツを楽しむ人や緑地や砂浜で遊ぶ家族連れがたくさんいました。
この時期からこんなにも賑わっている海岸はそんなにないと思います。
それだけ、ここがステキな浜なのでしょう。
裸足で海へ
海岸へ行き、さっそく靴を脱ぎ、海へ入るメンバー。笑

砂浜の一部にところどころ石ころや貝殻が固まって落ちている場所があり、たった5m四方なのにそこは宝の山!
宝と言っても金銀財宝…ではなく、学びの宝。
いろいろな種類の石や貝殻、ビーチグラス…皆黙々と拾っています。

ひとつひとつの質問に答える海野さん
「これはなに?」の質問に片っ端から答えていく海野さん。


石の中には・・・ カモメガイがいた!
石の中には・・・・なんと!こんな大きな貝がいた!!

陸生植物、人工物、海の生き物、水生植物に分けてみる
そして、みんなで拾い集めた漂着物を仕訳し、解説と共に様々な問いかけを出されました。


「なぜ葉っぱは緑色をしているのでしょう?」
これが最大の難問でした!(答えを知りたい人は研修参加者まで。笑)


ハマダイコン
浜辺でよく目にする植物。じつは、大根の仲間!その名も「ハマダイコン」 緑の実はちゃんと大根の味がしました。

ひとつひとつの事柄が、知っているけど、知らないことでした。
それは、つながらなかったモノ、コトがつながっていく驚きの連続で、わかることが楽しいと思える瞬間でもありました。

海っておもしろい!
自然っておもしろい!
と思え、
空と海と山はつながっているんだ!
と改めて理解することができました。

これだから学ぶことってやめられないな、と思うと同時に中高生の頃に学んだことは、すごく大切なことばかりだったのだと気づかされました。(笑)
これからも、ひとつのモノの見方にとらわれず、様々なことへ目を向け、なぜだろうと考え、ひも解くことを大切にし、自分の引き出しを増やしていきたいと思います。

ビーチクリーン後の記念撮影

最後に海野さんが伝える大切さをこんな風におっしゃっていたこと。
「たどたどしくても、自分の言葉で一生懸命伝えれば、自分の想いは必ず伝わりますよ。」

ボランティアメンバーはひとりひとり様々な思いを胸に活動しています。
共通するのは「イルカ・クジラ、海の自然が好き」だということ。
今回の研修で学んだことをしっかり自分のものにして、これからの活動に生かしたいと思います。


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