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活動レポート

イルカのアイコン 「海辺の環境教育フォーラム2014 in沖縄」に出展しました!

こんにちは、P事務局員です。
年末休みではありますが、今年に残した最後の仕事として、このブログを書かせていただきます!
話は、1か月以上前。11月のお話です(^_^;)

11月14日~16日にかけて、沖縄大学等で行われた、海辺の環境教育フォーラムに参加しました。
海辺の環境教育フォーラムは海の環境教育関わる人、興味を持つ人のゆるやかなネットワークです。
2001年3月に始まった同名のミーティング、その報告書の作成、メーリングリストの運営などが主な事業だそうです。
私もずいぶん前からこのフォーラムは知っておりましたが、実は自分が参加するのは初めて!!
今回は託児があるということなので、思い切って4歳の子を連れて参加しました。
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写真は一般公開イベント「海がっこう海あしび」に出展したアイサーチの海の環境学習教室の模様。

14日の夜は前夜祭。
私と同じく、アイサーチ歴20年・沖縄在住のMちゃんが料理長をして、揚げ物などのオードブルだけでなく、
沖縄家庭料理やフルーツなども提供してくれ、沖縄伝統舞踊・歌なども観ることができました。
荘厳な踊りや歌を、最前列中央で、わが子が鼻くそをほじりながら、見ていたのに、
本当に一生懸命踊ったり歌ったりしてくださって、申し訳ないやら、大変感謝しております。

15日の午前中はエクスカーション。
私はゲッチョ先生の海辺の自然教室に参加しました。
ゲッチョ先生というのは、沖縄大学の盛口満先生です。
ゲッチョ先生は千葉県館山市出身で、子どもの頃にひろったタカラガイをきっかけに、
漂着物などに大変な関心をもたれ、今に至るそうで、
貝にはまり→木の実にはまり→骨にはまり…と漂着物からいろいろなお話を聞くことができました。
ひげ鯨のでっかい背骨も持たせていただいて、うれしい限りです。

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イルカのアイコン アイサーチレクチャー2014 酒井麻衣さんのレクチャー開催しました!

こんにちは、P事務局員です。


2014年11月8日(土)アイサーチレクチャー2014第1回目、
酒井麻衣さんをゲストにお迎えした
レクチャーイベント「イルカはなかよし?」を開催いたしました!
・・・報告遅くて申し訳ありません。

アイサーチレクチャー2014 酒井麻衣さんのレクチャー開催しました!



さて、酒井さんのお話。
御蔵島で個体識別調査が開始されて21年。
1994年から10年間のアイサーチと御蔵島で共同調査をしていた2000年から
酒井さんもこの調査に参加しており、それ以来御蔵島周辺のミナミハンドウイルカや
飼育下のイルカ、ヨウスコウスナメリなどを対象にし、研究を進めてこられました。

興味深いお話ばかりで1時間があっという間だったのですが、
いくつか、私が印象に残ったエピソードをちょっとご紹介。

酒井さんの研究のテーマの1つ。同調行動。
人間でいうと、お神輿をかつぐ、フラなど大勢でそろえてダンスする…
こういったことを通じて、社会的コミュニケーションに人はとります。
イルカが一緒にタイミングを合わせて泳いだりする同調行動
もこういった社会的コミュニケーションであると考えられるということ。。。
私はイルカを通じて、人間のこうした行動が社会的コミュニケーションなのだと
再認識しました・・・逆に。

飼育イルカのお話では、
イルカが水流を使って赤ちゃんを抱っこするというお話が印象的でした。
母イルカが水流をおこし、赤ちゃんイルカがその水流にのることで
楽に泳げるというこの行動。
人間のように手で抱っこはできないけれど、イルカも赤ちゃんを思う気持ちは
同じなのですね!
水族館で観察できる時があるかと思いますが、
そういうことなのだ!と見るとあたたかい気持ちになりますよね~

ヨウスコウスナメリにバイオロギングをつけての研究では
単独で暮らすと一般的に言われているスナメリが一緒に泳ぐ同調行動することがある
とわかったことも印象的でした。

お話の中で参加者とのやりとりもあり、ナイスな回答にはポストカードのプレゼントが
あったり、クイズもおこなったりと、楽しい時間を過ごしました!

また、御蔵島で行われているミナミハンドウイルカの個体識別調査の
ボランティア(Mido)を支援するチャリティーTシャツの販売もありました!
この個体識別調査が、この先長く続いていけるよう応援していきたいですね!!
Midoの詳しい活動内容は下記リンクよりご覧ください。
http://midolphin.jimdo.com/
https://www.facebook.com/MikuraDolphinTeam

久しぶりのレクチャーイベント開催。
初めてご参加いただいた方、以前もレクチャーに参加してくださっていた方、
中学生からクジラと共に年齢を重ねた大人たちまで
酒井さんの楽しく、興味深いお話をご一緒に聞くことができて
とてもうれしく思いました。
ご参加くださった方々、そして酒井さん
本当にどうもありがとうございました!

次回、第2回目は12月20日(土)。
北海道を主なフィールドに大活躍する、笹森琴絵さんをお迎えします。
室蘭、羅臼、釧路、そして北方4島などの鯨類のお話を
写真や楽しいトークでご紹介いただきます!
野生のシャチや北のザトウクジラなど貴重な写真も必見です!
そして、今年6月に発足した、ホエールウォッチングの業界団体「日本クジライルカウォッチング協議会」
のお話などもお聞きしたいと思います。
参加受付中です。
アットホームな雰囲気のレクチャーイベントですので、
ぜひ、お気軽にご参加ください!お待ちしております♪
https://icerc.org/

イルカのアイコン 岩手県盛岡市立下橋中学校体験学習

こんにちは、事務局P(元P事務局長)でございます。

修学旅行中の体験学習の一環として、岩手県盛岡市立下橋中学校のみなさんがワークショップ「イルカのひみつ・クジラのふしぎ」に参加して下さいました。

今年もやってきてくださった下橋中学校のみなさん!
雨の中の修学旅行で、残念でしたが、
元気なかわいらしい女子5人がやってきてくれました!

岩手県盛岡市立下橋中学校体験学習

・・・!!!
モノクロ写真になっちゃいました(^_^;)

ワタクシ、5年ぶりくらいに修学旅行のみなさんの受け入れ担当をしたためか、
話がアドリブばかり、脱線ばかりしておりましたが、
まじめな良い子たちばかりで、話をよく聞いてくれました。
ありがとうございます。

粘土でイルカをつくりながら、イルカの生態を学び、
水の循環から自然環境を考え、
日々の生活の中でできる環境に配慮したちょっとしたこと…
少しでも記憶に残ってくれたらうれしいです。

かわいい女子たちはその後、スイーツを食べに行くとか…。
私の時代の修学旅行とはだいぶ違いますよー
楽しそうだし、自分たちで考えて行動するところがいいですよね。

私もこういった機会をいただけ、
アイサーチの伝えたいメッセージについて、
また、イルカやクジラの生態や水の循環について、
団体の設立のお話しなど、振り返るいい機会となりました。
どうもありがとうございました!

イルカのアイコン 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その2

 

こんにちは、なつみです。

8月24日エコプラザ西東京で行なわれた「海の学習教室」
午後の部は、小学校4年生~6年生を対象としており、粘土イルカよりも少し難しい粘土クジラを作ります。
今回は、7人のお友達が遊びに来てくれました。

15mのザトウクジラの長さを全員で歩いて体感してもらうことができました。
1人1人「1、2、3、4…」と数えながらロープをたどると、
子どもたちの足で約20歩~30歩でした。
世界の鯨ポスターを見ながら、
ザトウクジラでこれだけ大きかったら1番大きいシロナガスクジラではどれだけ大きいんだろうね?

ねんどで作るクジラは、
お腹に畝を書いたり、胸ビレをカーブさせたりという難しい工程がありますが、
皆とても上手に作っていました。

「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その2 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その2

展示プログラムでは、
Tシャツミュージアムの中から写真と同じイルカ・クジラを一生懸命探してくれました。
クイズは、問題の裏に書いてある答えを見ようと裏側に回ってくるお茶目な子もいたり(笑)
高学年ということでいろいろなお話をすることができ、私自身もすごく楽しかったです。

プログラムの締めくくりは「水のつながり」のお話。
「海のゴミを減らすためにはどうしたらいいか」という問いかけに
「海に泳いで潜ってゴミを拾う!!」という答えもありました。
ゴミを減らすために自分たちに何ができるかを一人づつ書いてもらうと、
リサイクル、ゴミを捨てない等々、皆真剣に考えてくれていました。
→ 今回生まれたクジラたちと一緒に見られます ←

「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その2 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その2

今回来てくれた子たちには、このワークショップで学んだことを自分1人で留めておくのではなく、
家族や友達を始め、たくさんの人に伝えていって欲しいと思います。
伝えることで、多くの人がイルカ・クジラ・海に興味を持ってくれると嬉しいです。
そして、これからもいろんな人やもの、動物たちとの「つながり」を大切にして欲しいと思います。

イルカのアイコン 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1

 

皆さん、初めまして。
この夏、新しくアイサーチに仲間入りさせて頂きました、なつみです。
よろしくお願いします!!

今回は、エコプラザ西東京で開催された
「イルカのひみつ・くじらのふしぎ」の2日目の様子をお伝えしたいと思います。

午前の部では5才~小学校6年生までの38人のお友達が遊びに来てくれました。
始めにイルカ・クジラ・海についてお話を聞いたり、クイズをしたりして、
イルカのことを少し知ったところで、粘土イルカのワークショップが始まります。

兄弟で参加してくれているお友達もいて、
上手くできない弟をお兄ちゃんが助けてあげている微笑ましい場面も見られました。
体が全て完成すると、
「あと足りないものが2つあるけど、何かな?」というお姉さんの問いかけに
皆すぐに「目ー!!」「鼻ー!!」と答えてくれました。
おっきい目、ちっちゃい目、笑っている目、ウインク。
自分たちの手で書き入れた目は皆それぞれ個性があって、世界に1頭だけのイルカが完成しました。
→ 生まれたイルカたちはコチラ ←

 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1

展示プログラム体験は、2つのグループに分かれて、様々な展示を見て回りました。

 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1

最大の動物、シロナガスクジラの話で30mの説明をする時に
「皆の学校のプールに入りきらないくらい大きいんだよ」という説明をしていると、
一人の子が「僕のお父さん何人分?」と聞いてきました。
きっとこの子にとって「大きい」の基準はお父さんなんだと思います。
天井を見上げていたので「天井突き抜けちゃうね」と話しました。
確かに30mって縦にするとどれくらいの高さになるのでしょう?
私たちでもすぐには想像できないくらい大きいのだから、
子どもたちにとっては、きっと空まで届いちゃうくらい大きいのではないでしょうか。
……シロナガスクジラって本当に大きいんだなーと改めてしみじみと感じた出来事でした。

 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1  「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1
 「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1  「海の環境学習教室」@エコプラザ西東京 2日目 その1

たくさん体験した中で、何か1つでも心に残って、
もっともっとイルカ・クジラに興味を持つ子が増えてくれるといいな~と思います。

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