2月13日生まれのおとななクジラたち
2016年2月6日、13日に開催した
【ICERCワークショップ】―知ろう・学ぼう・作ろう―
「ねんどで作るザトウクジラ」~クジラの時間へ~ 東京・青山
おとなが作るリアルなザトウクジラのフィギュアが9頭生まれました!
2016年2月6日、13日に開催した
【ICERCワークショップ】―知ろう・学ぼう・作ろう―
「ねんどで作るザトウクジラ」~クジラの時間へ~ 東京・青山
おとなが作るリアルなザトウクジラのフィギュアが9頭生まれました!
こんにちは、事務局Pです。
【ICERCワークショップ】―知ろう・学ぼう・作ろう―
「ねんどで作るザトウクジラ」~クジラの時間へ~
2016年2月6日、13日の2日間プログラムを開催いたしました。
実はこういった内容のプログラムは2003年以来、12年ぶりの企画!
12年ぶりに登場してくれた講師の成田穣さん
海外旅行に行くような大きなスーツケースをガラガラと会場まで持ってやってきてくれました!
そして、12年前と変わらず、スタッフは事務局Pなのでした(笑)
参加者のみなさん、とっても真剣。そして、じっくりと作る時間をとても楽しいとの声が聞かれました!
このそれぞれに違うザトウクジラの競演♪
ザトウクジラの顔のボツボツや下顎の下にあるボコッとしたものなど
ザトウクジラについて知っているようで、まだまだ知らない彼らの身体に気づき、
ますます、ザトウクジラを知りたくなりました!
本当に不思議がいっぱいです!
→ 2月13日生まれのおとななクジラたち一覧はコチラ ←
インフルエンザが猛威をふるうこの時期にも負けず、参加者全員が2日間参加し、ザトウクジラを完成させることができました!
私もちゃっかり、一緒に作り、妊婦のようなふくよかなザトウクジラができあがりました!
じっくりとモノづくりの時間を楽しんだ素敵な仲間たち。
とてもあたたかな豊かな時間を過ごさせていただき、どうもありがとうございました。
次回は12年後じゃなくて、来年度やりたい!と成田さん。
ぜひ、次はあなたもご参加ください。お待ちしております!
こんにちは、事務局Iです
1月26,27日に愛媛県総合科学博物館にて行われた「海の学び・指導者研修会」に参加してきました。
子どもたちと海について学ぶとき、どうしたらうまく伝わるか…
「伝える」ということを模擬プログラムを通して学術的に学び、考える貴重な時間となりました。
プログラムの構成や考え方、伝える手段…ほかにも、実践したくなるような素晴らしいアイディアの数々、この場で学んだことをどんどん活動に行かしていきたいと思います。
この講座、企画展「めぐみの海 瀬戸内海」に合わせて開講されました。
せっかくなので少し早めに行って、知ってるようで知らない瀬戸内海のことを見てきました。
瀬戸内の砂は白っぽいけど、どうして?
マンモスがいたってホント?
香川県の円錐状の山が海と関係している!?
(↑驚いた事柄の一部です)
ご存知の方も多いと思いますが、瀬戸内には小型のイルカ、スナメリが棲んでいます。
また、昔からしばしばイルカやクジラが訪れることがあり、日本昔話にもその話があります。(その話はいずれまた)
瀬戸内の素晴らしい自然とその魅力や瀬戸内の暮らしは海のとても近くにあることを知ると同時に、これからもその中で暮らしていくためのヒントを見つけることができると思います。
企画展は今週末の1月31日まで!
ぜひ足を運んでみてくださいね。
12月10日から12日まで、東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2015」に出展しました。
生物多様性ゾーンでの中での出展で、生物多様性ナレッジスクエアのスタンプラリーにも参加しました。
私たちのブースでは、アイサーチ海の環境学習教室のミニプログラムの中からホンモノのイルカクジラの歯やヒゲに触れる「なんだろうBOX」、日本近海にいるイルカクジラを25種調べられる「Tシャツミュージアム」などを展示、石けんや手ぬぐいなど環境にやさしい商品の販売を行ったりしました。
学校の社会科見学で来てくれた子どもたちのグループも多く、あらかじめ質問を用意してくれたりして、メモを取りながら熱心に話を聞いてくれました。
今年は平日にシニアの方も多くお立ち寄りくださり、「中々こんなに詳しくお話することないから、楽しかった」と言ってくださる方もいて、スタッフもとても嬉しかったです。
学校の先生や施設の方も訪れてくださって、またアイサーチの活動現場が増えるかもしれません。
金曜日には、来年2月に開催するワークショップ「ねんどで作るザトウクジラ」の講師を務める成田さんがザトウクジラ作りの実演をしてくれました。
多くの方が興味津々で見ていかれました。
まだ募集中ですので、ご興味のある方はお早目にお申込みください。
三日間の会期中、日替わりでたくさんのボランティアがブースの運営を支えてくれ、みんなの力でたくさんの方にお話をすることができました。
これからも、「いつまでもイルカクジラに出会える地球であるために」、さまざまな機会で多くのみなさんにメッセージを伝えていきたいと思います。
2015年12月5日(土)東京・青山にてアイサーチレクチャー「ザトウクジラが帰ってきた島」を開催しました。
講演いただいたのは、沖縄県座間味島からやってきてくださった大坪弘和さん。
海況が悪く、木曜日に座間味島を船で出て、この日を迎えてくださりました。
大坪さんは1995年から座間味村ホエールウォッチング協会のガイドとなり、2009年より事務局長として長期間、座間味のホエールウォッチングに携わっている方です。
座間味村は座間味島、阿嘉島、慶留間島の3つの有人島を含む離島村です。
明治以前より名護周辺の地域で行われていたピトゥ漁に本土の大手企業が参入した影響で座間味の海ではザトウクジラが見られなくなっていました。
その後、1985年に再びザトウクジラが目撃されるようになり、1991年、座間味村ホエールウォッチング協会を設立。
協会の目的は、”毎年クジラが戻って来てくれるように、クジラにやさしいウォッチングをしよう”ということだそうです。
島のウォッチング事業者が話し合い、親子のクジラに対するルールなども改定したり、ガイド講習や認定ガイド制度を設けたりとよりよりウォッチングに向けて取り組んでいるとのお話もありました。
また、3月10日はザトウの日として、独自に制定し、その前後の週末、様々な楽しい催しをおこなっているそうです。
途中、座間味のウォッチングの動画を見せていただきましたが、画面を見ているだけで大興奮!
貴重な空撮のザトウクジラや、船にたっくわる様子(くっついてくる)
そして、座間味のウォッチングの船長さんは本当にクジラが大好きな方が多く、幾度となく会っているはずのザトウクジラに誰よりも興奮して観ている様子がこちらまで楽しくなってきました。
長年続けている尾びれによる個体識別調査によって、他地域とのマッチングも行われているそうです。
釧路や御蔵島で観察されたザトウクジラが座間味にきていることがわかったりして…。
ザトウクジラの旅路の様子を垣間見ることができるのは、とても興味深いですね!
1987年、1頭だった識別頭数が、2015年では272頭を記録しており、座間味周辺では、海況が悪い時でも、島影などでウォッチングできることも増えているとか。
そして、展望台から、ホエールウォッチング協会スタッフがザトウクジラを探しているので、出航から観察できるまでの時間が短いのが大きな魅力でもあります。
レクチャーでは、座間味といえば「じゃんけん大会」が恒例だということで、素敵な座間味村ホエールウォッチング協会グッズを争奪した じゃんけん大会も行われました!
座間味村の紅型のイラストを描いているPOKKEさんもプレゼンターとして登場し、じゃんけん大会は大盛り上がりで終了しました。
世界が恋する島はザトウクジラだけでなく、美しいビーチもありますし、ダイビングやキャンプも楽しめる島。
国立公園にも指定され、海外からのゲストも増えたそうです。
ぜひ、この冬、座間味を訪れてみてはいかがでしょうか?
大坪さんが12/12にBayFMの番組「フリントストーン」に出演されました。
その時の様子がホームページでご覧になれますので、ぜひチェックしてみてください♪