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活動レポート

イルカのアイコン 黒潮町で出展しました!

スタッフAです。

 

昨年に引き続き、今年も高知県黒潮町に行ってきました!

黒潮町には「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」というコンセプトの砂浜美術館があります。

この時期の砂浜美術館は、毎年砂浜でTシャツアート展が催され、日差しも強くなり、それはそれは壮大でキラキラした場所なんです。

黒潮町出展2016 (1) 

アイサーチは、「海辺のお店やさん」というエリアの芝生広場で出展させて頂きました。

たくさんの地元や四国近郊のお店が屋台で食べ物や雑貨を出店していました。

初日におとなりになった雑貨屋さんの方は、愛媛から毎年来ているとのこと。

「ここが好きだから毎年来てるのよ〜」とニコニコして言われていました。

 

アイサーチの出展では、海辺のイベントで大人気の「イルカすくい」を行いました!イルカやクジラの棲む海に浮かぶゴミだけをすくって、海をキレイにするゲームです。

初日は午後からの出展でしたが、54名の方々に参加して頂き、大盛況でした!

黒潮町出展2016 (2)

ゲームをしながら、海にあるたくさんのゴミのことや、そのために苦しんでいる海の生き物についてお話しました。

実はその日の朝、アイサーチスタッフはホエールウォッチングに行ってたくさんのイルカに出会ってきたところだったので(そのお話は次の記事で!)

「さっきそこの海でたくさんのイルカを見てきたんだよー!」と言うと、地元の人たちが「え?ここの海にいるの?」と驚いていました。

「イルカに会えたけど、やっぱりゴミも時々プカプカ浮いていて、そこにいるイルカが飲み込まないかヒヤヒヤしたよ」と話すと、「ゴミを捨てない!」「ゴミを減らします!」と言ってくれました。

 

翌日も朝から出展したのですが、風が強く台風型の低気圧が来ているとのことで、お昼頃嵐の前に撤収しました。

 

たくさんの高知や四国の地元の人たちとたくさんお話できました。

イルカクジラが大好きで、彼らに会うために日本全国を訪ねている方も、アイサーチが出展してると聞いて駆けつけてくれました。

ずっと昔、黒潮町のホエールウォッチングでお世話になった当時のスタッフの方も、家族連れで遊びに来てくれました。

アイサーチスタッフのEちゃんがその昔Tボラ(Tシャツアート展ボランティア)だったので、いろんな人に「おかえり!」と迎えてもらっていたり、当時の仲間が家族で遊びに来てくれていました。

黒潮町出展2016 (3)

イベントを通して、いろんな所から集まった方々と、イルカ・クジラや海を通して様々なお話ができ、これほど嬉しいことはないなーと思える出展となりました!

これを読んでくれたそこのあなた、今度は一緒に黒潮町に行きませんか?

 

遊びに来てくださったみなさん、ありがとうございました!

NPO砂浜美術館事務局&ホエールウォッチング事業部のみなさん、ご協力ありがとうございました!

また会える日を楽しみにしています。

 

NPO砂浜美術館 ホームページ http://www.sunabi.com/

大方ホエールウォッチング ホームページ http://www.nitarikujira.com/whale/

イルカのアイコン わたしたちにできること ~ビーチクリーン編~

こんにちは、事務局員Tです。

3月からFLIPPERの取材や新年度の準備で気づいたら4月下旬になっていました。

今日、4月22日は『アースデイ』、地球のことを考えて行動する日です。

毎日が慌ただしく過ぎ去っていきますが、ときには立ち止まって自然を感じてみてはいかがでしょう?

野花が咲き乱れ、蝶が舞い、ツバメが飛び交い、カエルが鳴き、空も野山もとても賑やかです。

暖かくなってきて、海に行くのも楽しみになってきますね。

この季節、海岸で過ごすにはいい陽気です。

4月~6月の間は、 アースデイ(4/22)や世界環境デー(6/5)に合わせて、身近な場所に散乱しているごみを拾う活動が各地で行われます。

 

私、春のビーチクリーンに先駆け3月上旬に、大角海浜公園(愛媛県今治市)で行われた、しまなみクリーンアップday2016(主催:ビーチクリーンしまなみ)へ参加してきました。

この日は風も強く、まだ冬の寒さが残るビーチではありましたが、ファミリーや活動に賛同する若者が34名も集まっていました。

みんなでビーチクリーンってどうやってやるの?と思われる方もいると思います。

ビーチクリーンはただゴミを拾うだけじゃないんです。

落ちているゴミでも危険なものがあるって知っていましたか?

しまなみビーチクリーン2016_1

釣り針、可燃物、医薬品、注射針などなど…

この日も実際に注射針が発見されました。

怪我をしないためにも軍手ヒバサミは必須アイテムなんですって。

しまなみビーチクリーン2016_2

今治市からの助成で頂いた軍手。話題のゆるキャラみきゃんがかわいい♪

手が小さくてぶかぶかなのは気になさらず(笑)

 

しまなみビーチクリーン2016_4 しまなみビーチクリーン2016_3

前半は何がどれだけ落ちているか数を数えながら広い、

後半はただひたすらに…

プラスチック製のパイプを拾う。

というのも、牡蠣の養殖で有名な瀬戸内ならではの漂着物が、この養殖パイプ。(写真撮り忘れた…)

私も初めてこれを目にしたときはなんだろうな?と不思議だったんですが、これが無数に落ちているんです。

ビニール片などもありますが、とにかく拾っても拾っても牡蠣パイプ!!!

再利用することができるそうなので、ビーチクリーンからのうまいサイクルができあがるといいな、なんて思います。

しまなみビーチクリーン2016_5

最後にどんなゴミがあるのか、どうしてここにあるのか考えるヒントになるお話や、ゴミ以外の海からの贈り物がの紹介を聞きました。

ヒトデや海藻、貝殻(瀬戸内では絶滅してしまった種のものも)、そしてそして・・・・

イルカと思われる骨!!!

何イルカだろう?スナメリかな?

ここにいる間にスナメリに会ってみたいなーなんて想いを馳せる私なのでした。

 

いつまでもイルカ・クジラと出会える地球であるために

私は、ビーチクリーンをするとき、いつもそう思って取り組んでいます。

今回、この活動に参加して、こうした地道な活動がわたしたちにできることのひとつであり、

ビーチクリーンは単なるゴミ拾いではなく、海を学び、人と海とのつながりを考えることのできる大切なアクションなんだとあらためて感じました。

 

一般社団法人JEANでは全国各地で行われるクリーンアップ情報が紹介されています。

ぜひみなさんもお近くの会場で参加してみてくださいね。

イルカのアイコン 「ねんどでつくるザトウクジラ」開催しました

こんにちは、事務局Pです。

【ICERCワークショップ】―知ろう・学ぼう・作ろう―
「ねんどで作るザトウクジラ」~クジラの時間へ~
2016年2月6日、13日の2日間プログラムを開催いたしました。

実はこういった内容のプログラムは2003年以来、12年ぶりの企画!
12年ぶりに登場してくれた講師の成田穣さん
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海外旅行に行くような大きなスーツケースをガラガラと会場まで持ってやってきてくれました!
そして、12年前と変わらず、スタッフは事務局Pなのでした(笑)

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参加者のみなさん、とっても真剣。そして、じっくりと作る時間をとても楽しいとの声が聞かれました!

otonanendo20162all
このそれぞれに違うザトウクジラの競演♪
ザトウクジラの顔のボツボツや下顎の下にあるボコッとしたものなど
ザトウクジラについて知っているようで、まだまだ知らない彼らの身体に気づき、
ますます、ザトウクジラを知りたくなりました!
本当に不思議がいっぱいです!

→ 2月13日生まれのおとななクジラたち一覧はコチラ ←

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インフルエンザが猛威をふるうこの時期にも負けず、参加者全員が2日間参加し、ザトウクジラを完成させることができました!
私もちゃっかり、一緒に作り、妊婦のようなふくよかなザトウクジラができあがりました!
じっくりとモノづくりの時間を楽しんだ素敵な仲間たち。
とてもあたたかな豊かな時間を過ごさせていただき、どうもありがとうございました。

次回は12年後じゃなくて、来年度やりたい!と成田さん。
ぜひ、次はあなたもご参加ください。お待ちしております!

イルカのアイコン 海の学び・指導者研修会に参加してきました

こんにちは、事務局Iです

1月26,27日に愛媛県総合科学博物館にて行われた「海の学び・指導者研修会」に参加してきました。

愛媛科博

子どもたちと海について学ぶとき、どうしたらうまく伝わるか…

「伝える」ということを模擬プログラムを通して学術的に学び、考える貴重な時間となりました。

プログラムの構成や考え方、伝える手段…ほかにも、実践したくなるような素晴らしいアイディアの数々、この場で学んだことをどんどん活動に行かしていきたいと思います。

 

この講座、企画展「めぐみの海 瀬戸内海」に合わせて開講されました。

せっかくなので少し早めに行って、知ってるようで知らない瀬戸内海のことを見てきました。

愛媛科博展示入口

瀬戸内の砂は白っぽいけど、どうして?

マンモスがいたってホント?

香川県の円錐状の山が海と関係している!?

(↑驚いた事柄の一部です)

ご存知の方も多いと思いますが、瀬戸内には小型のイルカ、スナメリが棲んでいます。

また、昔からしばしばイルカやクジラが訪れることがあり、日本昔話にもその話があります。(その話はいずれまた)

瀬戸内の素晴らしい自然とその魅力や瀬戸内の暮らしは海のとても近くにあることを知ると同時に、これからもその中で暮らしていくためのヒントを見つけることができると思います。

企画展は今週末の1月31日まで!

ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

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