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活動レポート

イルカのアイコン 7/25-26 世田谷区立弦巻小学校でワークショップ開催いたしました

7/25-26は毎年恒例、世田谷区立弦巻小学校での粘土のワークショップ。

25日は高学年のみが参加する、ザトウクジラのワークショップ。

26日は1年生から参加できる、イルカのワークショップを実施いたしました!

酷暑の中、抽選で選ばれたた子どもたちが集まってくれました。

 

7月25日 「粘土でクジラを作ろう!」

参加してくれたのは、4年生以上の小学生たち6人です。

最初は、イルカ・クジラまるばつクイズ8問!
「イルカは寝るか?」「イルカはキャッチボールをするように遊ぶことがあるか?」
などなど…。
みんな、「え―?マルかバツか、どっちだろう―??」と言いながら、答えていきます。

正解を伝えた後は、一問一問、スタッフの解説付きです。
実際にイルカと泳いだ時の体験談もまじえながら話すスタッフの話を、みんなよく聞いていました。

次に、これから粘土で作るザトウクジラの特徴について学びました。
ザトウクジラの体長(15m)をロープで実際に見たり、尾びれの模様に着目したり、模型を使ってエサの食べ方を実演したり…。
「へぇ~!すご―い」と、驚きの声も聞こえました。

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そしていよいよ粘土でクジラを作る時間です。

さすが4年生以上とあって、みんな器用に手先を使います。

よく集中して作っていました。

 

作り終えたら、環境問題の話の時間です。

人間が出したゴミの被害に遭っているイルカたちの写真を見ると、みんなの表情も、楽しかった顔から真剣な顔へと変わっていきました。

命は、みんな、大きなひとつのつながりの中で生きている…人間も、その一部。

人間の行いで生き物たちに悪い影響を与えてしまう現実もあるけど、まだまだ美しい自然も残っています。

これまで人間がしてしまった数々の問題を知り、これからどうしていくかを考えることが、いちばん大切なことです。

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みんなで、自分には何ができるのかを考え、紙に書きました。

みんなが考えたことは、全部、素晴らしいことです!

家に帰ってから、ぜひ、少しずつやってみてくださいね。

(なお)

→ 7月25日生まれのクジラたちはコチラ ←

 

7月26日 「粘土でイルカを作ろう!」

このワークショップは1年生から参加できるので、32人の小学生が参加してくれました。

最初のクイズから、楽しく盛り上がる子どもたち。

正解するごとに、「やった―!!」という声が聞こえました。

 

ザトウクジラの体長(15m)をロープで見る時、「端から端まで何歩で行ける?!」と声を掛けると、自分の足で何歩かを数え始める子どもたちです。

「18歩で行けた!」「ぼく22歩だった」と、次々に報告してくれました。

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イルカ・クジラのことを楽しく学んだ後は、いよいよ粘土でイルカを作る時間です。

みんなスタッフの説明を静かによく聞いてくれて、上手に作ることが出来ました。

作ったイルカに目を付けると、「かわいい」と表情も和らぐ子どもたち。

世界に一頭だけのイルカたちの誕生です!

 

最後の環境の話もよく聞いてくれました。

ゴミの写真をみんなで見た後、「実はこのゴミは、一頭のオウギハクジラが食べてしまったゴミです」と伝えると、「えっ、こわ―い…」と、まるで自分が食べてしまったかのように、悲しい顔をして反応してくれたのが印象的でした。

「海にゴミを無くすためには、どうしたらいいだろう?」という問いに、「海や砂浜にゴミを捨てない!」と口々に言う子どもたち。

スタッフが水のつながりの絵を見せると、「そうか!川にも山にもゴミを捨てちゃダメなんだ!」と立ち上がって答える子もいました。

「自分で出来ることは何だろう」という話の中では、「何でも木で作れば、ゴミにならないんじゃない?おもちゃとかも、全部木で出来てる物にするの」と、自分なりに考えてくれる子もいました。

山や川に棲む生き物もみんなで挙げ、「命はみんなつながっている」「きれいな自然がいっぱいな地球であるように、出来ることをみんなでやっていこうね」という話をして、ワークショップを終えました。

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一人一人の力は小さくても、みんなで力を合わせれば、大きな力になるよ!

みんなで出来ることをしていこうね。

(なお)

→ 7月26日生まれのイルカたちはコチラ 

 

参加してくれたみんなには、かわいらしい言葉と笑顔を頂きました。どうもありがとうございます!

そして、こうした場をご提供下さり、関係各位の皆さま、どうもありがとうございました!

 

イルカのアイコン 7月26日生まれのイルカたち

7月26日、東京・世田谷区立弦巻小学校で行われた
「海の環境学習教室」にて生まれた32頭のイルカたち。

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どの子も特徴をよくつかんだイルカになりました。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!

イルカのアイコン 7月25日生まれのクジラたち

7月25日 世田谷区立弦巻小学校で行われた

「海の環境学習教室」にて生まれた6頭のクジラたち。

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クジラもわたしもハッピーになるために自分にできることを書きました。

このクジラを見て、今日学んだことを思い出してくださいね。

 

参加していただいたみなさま、どうもありがとうございました!

イルカのアイコン ボランティアスキルアップ研修・ホエールウォッチングガイド講習実施しました。

こんにちは、事務局Pです。

こちらは銚子海洋研究所・所長の宮内さんとフリッパー号です!

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2015年7月12日の日曜日。ものすっごい濃霧の千葉県・銚子にて
ボランティアスキルアップ研修・ホエールウォッチングガイド講習実施しました。

朝、運転しているときは、すごい霧で道路も真っ白な銚子でしたが、
午前中に銚子海洋研究所のスタッフの皆さんにもご参加いただき、
ホエールウォッチングガイド講習を行いました。

沖縄からやってきたスタッフのMちゃんをファシリテーターに
ガイドについてインタープリターについて、考えました。

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少々、難しく考えすぎたところもありますが、
ホエールウォッチングガイドも日頃行っている、環境学習教室などのスタッフも同じであり、
「イルカ・クジラが好き」「大切にしたいな」という気持ちが一番大事だねーというところでお昼ごはん。

そうこうしているうちに、なんと奇跡的に濃霧が晴れて、出航できることになりました!!!

今回、観察できる鯨種はスナメリ。

背びれがなく、なかなか地味目なイルカですが、夏になると周辺の海からも
銚子の海に集まってくる、実は貴重なイルカです。

船上で写真係をしてくれたA君から写真が送られてこないので、
スナメリの写真はありませんが、2度ほど数頭の群れを観察することができました!

カモメが船のそばで飛んでくれたりして、青空の中、気持ちのいいクルージングを
楽しめました。

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研修に参加してくれたEちゃんから感想をもらいました♪

朝のワークショップではウォッチング船のインタープリターとは何なのか、
ウォッチングに行く時にインタープリターとして何を伝えることが大切なのか等を
習いました。グループで一緒にいろいろ考え、楽しかったです。

午後は銚子海洋研究所のみやさんとフリッパー号に乗り、大好きな海に出ました!

風と海のしぶきが気持ちよくて最高でした!やっぱり海はいいですね!

スナメリの親子を見ることができました。息をする為に海面に上がってくる瞬間を
目で追い、見えた瞬間は嬉しくて嬉しくて♪ 本当に感動しました。

同じ地球に一緒に住んでいるんだなと見ながらますます実感しました。

また近いうちに行きたいです

銚子のスナメリウォッチングは、3歳から乗船可能で所要時間は約1時間半。

海水浴場もあり、おいしいお魚も食べられますよ!

この夏、海で過ごす1日をぜひ。

1,2,3,Sea,GO!!

イルカのアイコン 黒潮取材記③

黒潮町3日目

 

まだ夜明け前、こっそり布団から抜け出して、海へ向かいました。

誰もいないだろうと思ったのに、こんな朝早くから駐車場には車がたくさん!

前の晩から泊まっている人や早朝サーフィンをする人、それだけかと思ったら、カメラを手にした人の方がたくさん!!!

そうか、みんな私と目的は一緒なんだ。笑

 黒潮取材記3 (2)

日がのぼりはじめ、濃く青い世界がだんだんとオレンジ色に輝き白さを帯びてきます。

打ち寄せる波、風に揺れるTシャツ。

 黒潮取材記3 (3)

全てが太陽の光と熱に包まれていきます。

朝の海は好きです。

特に初夏、肌寒さが残る朝に海で深呼吸しながら太陽を浴びると全身からエネルギーを充電した気分になります。

 

宿に戻り、帰り支度をして、また入野へ向かいます。

今日は、道の駅ビオス大方の「ひなたや」で朝食をとります。

黒潮取材記3 (6) 黒潮取材記3 (5)

定食はとてもボリュームがあるし、かつおのたたきバーガーは野菜も新鮮。

朝から大満足です。

 

昨日出展を担当しTシャツと砂浜を十分に満喫していなかったメンバーと共に砂浜で最後のひとときを過ごしました。

照輝く太陽の下、子どもたちは砂を掘ったり、固めたり、走り回ったり・・・

大人も風を感じ、ぼーっと海を眺めたり、寝転がって空を仰いだり・・・

 黒潮取材記3 (4)

時間はあっという間に過ぎ、寂しさもありますが、お別れの時間です。

それぞれ日常へ戻っていきます。

場所も境遇も違うけど、思いは一緒。

「また一緒にやりましょう。これからもがんばりしょう。」と笑顔で手を振ります。

 

 

今回の旅は、とても充実したものでした。

スタッフが集まり時間と空間を共有すること、

私たちが伝えたい海のこと、その場所に実際に行き、見て感じること、

そこにいる人たちと会って話すこと、

それがどれだけ大切で、重要かを知ることができました。

また、海や自然の魅力をあらためて感じると共に

見たもの感じたものをこれから先へとつなげ、伝えていきたいと思いました。

 黒潮取材記3 (1)

 

今回、協力していただいた砂浜美術館のみなさまはじめ、出会うことのできたみなさまに心より感謝申し上げます。

 

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