もうすっかり冬ですが・・・
記録を残しておこうと思います。(遅くなってゴメンナサイ)
まだ夏の気配も残る秋のこと。
須磨海岸でビーチクリーンに参加してきました。

私のように個人参加のかたもみえるなか、
多くの地元企業から大企業まで社員とそのご家族がいっしょに参加されていました。
須磨海岸はとてもなが~い砂浜。
このあたりは、波の穏やかな湘南・江ノ島といった雰囲気。
波が穏やかとはいっても、やはり漂着ごみはあります。
ポイ捨てによるごみも多くみられました。
終わったあと、子どもたちと少し波打ち際で遊んでいると、
透き通った海面から、魚がちらほら見えました。



熱帯魚のような色鮮やかな魚も!
大きな船が行き交い、ビルの立ち並ぶ都会のイメージのある神戸ですが、
海はこんなにもきれいなんですね。
いつまでもきれいな海であることを願っています。
こんにちは、事務局Iです。
先月19日、大阪市立自然史博物館で開催されたザトウクジラ(オス・全身骨格標本)の命名式が行われました。
その名前は~「ザットン」

応募数561票の中、決定した愛称には36票ある中、光栄なことに命名式に参加させていただきました!
先日特別展に行った際、こっそり応募していた私、日頃のクジラ愛、ホネ愛が通じたようです♪
ギャラリートークで、ストランディング個体の回収から解体、骨格標本として展示されるまでの様子を聴き、
「海岸から骨を回収する際に、波がザーッと押し寄せてきて、危うく持っていかれるところだった。」
というところがとても印象的でした。
そして、ザトウクジラだったことから(単純。笑)、この名前を選びました。
大阪市立自然史博物館では、骨格標本づくりを目的に「なにわホネホネ団」という市民団体が活躍されていることにも注目です。
市民が、標本づくりという実体験を通して、命の大切さを実体験を通じて学び、つなぐ活動に参加できる機会は珍しいですね。
また、こちらの博物館は、標本づくりに関して強い信念と熱い思いを持たれています。
詳しくは、
「標本の作り方~自然を記録に残そう~」大阪市立自然史博物館 編著/東海大学出版会
を読んでみてください。
ビーチコーミングする人にもオススメ☆

多くの人に、地球の壮大さ、生き物のすばらしさ、命の大切さが伝わりますように。
「ザットン」にあえる特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ ―生き物のにぎわいとその恵み―」は10月15日(日)まで!
ぜひ会いに行ってみてくださいね。
こんにちは、事務局Iです。
先日、大阪市立自然史博物館に行ってきました!
入口では、ナガスクジラとマッコウクジラの骨格標本がお出迎えしてくれます。

ずーっとこれを見たかったんです!

上を見上げれば、滅多に見ることのない内部からの様子を、
見下ろせば、クジラのシルエットを見ることができます。
これって、時間によってはシルエットに影が収まるのでは??
この日のお目当ては、
特別展「瀬戸内の自然を楽しむ」のギャラリートーク「瀬戸内海に生息するクジラ類」

動物研究室の学芸員の和田さんより、ストランディング個体の回収から解体、骨格標本として展示されるまでの様子や標本の詳しい解説、大阪湾でスナメリにあえるポイントなどを詳しくお話ししていただきました。

ギャラリートークの内容は、YouTubeでも公開されていますので、ぜひご覧ください。
第1部「瀬戸内海でのクジラ類の記録」
第2部「瀬戸内海で暮らす唯一のクジラ類『スナメリ』」
第3部「大阪湾に2015年に漂着したザトウクジラの回収顛末と骨格標本」
私も後頭部ががっつり写っています。探してみてね(笑)


骨格からもその個体の成長程度がわかることなど、わかるともっと面白いですし、
大阪湾内のフェリーからもスナメリが見られることもあるとのこと、ぜひ乗船してみたいですね!

特別展に展示されているザトウクジラの骨格は9月3日(日)まで名前募集中です!
私も応募してきました~。
ぜひみなさんも会場で応募してみてくださいね。
特別展も常設展も隅々まで見ごたえありです!
人と生き物、自然のつながりを見て、体験して、感じて、考える一日になりました。
大人だけでなく、子どもも一緒に楽しめることまちがいなしです♪
特別展「瀬戸内の自然を楽しむ」は、10月15日(日)まで開催。
こんにちは、クジラ好き事務局Iです。
8月16~22日まで阪急うめだ本店にて開催されていた「うめだどうぶつえん」に行ってきました!

「どうぶつえん」と言っても、本物の動物がいるわけではありません 。
動物をモチーフにした手作り雑貨市なんです☆
私の目的は…そう、クジラグッズ!!
いつもイルクジを身近に感じていたい~
そんなわけで私の身の回りにはイルクジのあれやこれやがあふれているのです^^
アイサーチでもお世話になっている Whale Artist あらたひとむ さんも出品されていました。

いくつかのかわいいクジラとともに、
ずーっと欲しかった あらたさんの骨ブローチも無事、手に入れられました~。

あらたひとむさんのグッズはネットからも購入できます。
くじらの雑貨屋さん~whale calf~
アイサーチとのコラボグッズもぜひチェックしてくださいね♪
イルカ・クジラ好きなら、きっとおうちにたくさんのグッズがあるのではないでしょうか?
ご自慢のイルクジグッズがありましたら、ぜひぜひおしらせくださ~い。
熱く語りましょう!(笑)
こんにちは、骨好きと思われている事務局員Tです。
ハマったのはつい最近。
一重にかっこいい!というのもあるけれど、その不思議さ、美しさに魅かれています。
9月7日に愛媛県総合科学博物館の「イルカとクジラの骨格から学ぶ鯨類学」という大人向け科学講座を受講してきました。
この講座では本物の骨格標本に触れ、観察することができ、胸びれの骨を正しく並べ直すパズルに挑戦することもできます。
その質感、大きさ、重さも感じながら骨のことを学べるなんて。こんな機会は滅多にありません。
骨を見れば、その生き物がどのような進化をし、どのような動きをしているのかがわかります。
今回は、たくさんの発見があった中から、その一部を紹介します。
腕を巧みに使う生き物ほど肩甲骨がごつい
学芸員の稲葉さんとザトウクジラの肩甲骨
背中で一番大きな骨“肩甲骨”。
腕と体幹(脊椎)をつなぐ役割を果たしています。
腕をよく使う動物ほど三角形の底辺(この場合広い辺)が広く、複雑な動きをするものほど筋力を支えるための骨が突き出ています。
鯨類のなかで、腕(胸びれ)が特徴的なのは、ザトウクジラですが、なんとザトウクジラの肩甲骨だけはまっ平らなんです。
だからすぐ見分けがつくんだそう。
すごく胸びれ使ってそうなのに不思議です。
ヒトとイルカの骨盤を比べてみた

後ろ脚を支える骨盤。
陸から海へと戻って行った鯨類にもこれが残っています。
鯨類の骨盤は細い細い棒のようなもので、人体と比べるととても同じ部位とは思えないほどです。
イルカの噴気孔は左右非対称

イルカの噴気孔は2つあるのですが、左右の大きさ(骨の厚み)が違います。
左右差があることでエコロケーションを使った物体把握を明確にしているのではないかと考えられているそう。
鼻は頭の上にありますが、これ一般的には「だんだん後退した」と表現されますが、「鼻の下が伸びた」という話でもあります。
そう考えるとちょっと面白いです。
化石と比べたり、現生する他の生き物と比べたりするとさらに理解が深まります。
みなさんもぜひ骨格標本を見る際には、細かな部分にも注目して見てみてくださいね。