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活動レポート

イルカのアイコン 【レポート】“大人の”ゴミ拾いイベント -ごみ拾いは奥が深い!?-


こんにちは、ボランティアのかっきーです。

10月27日(日)、神奈川県由比ヶ浜で、”大人の”ゴミ拾いイベント-ゴミ拾いは奥が深い!?-を無事に実施することができました。
この場をお借りして関わって頂いた全ての方にお礼を申し上げます。

さて、今回は”大人”という所に焦点を当て、私としてもICERCとしてもクリーンアップへの新しい取り組みとなりました。

学生から社会人までさまざまな分野で活躍されている 15名の方々に参加していただきました。

ごみ拾いは、個々に海岸に散るのではなく、1グループ3~4人で協力しながら行いました。
頭を寄せ合って小さなマイクロプラスチックを拾い集めたり。
皆で砂に埋まったロープや大きなゴミを掘り当てたり。

大きなゴミや量が多く、45分間という長くない時間でも用意した袋がなくなるくらい拾っていました。
それくらいゴミが多い、という事です。

ゴミ拾いの後は、グループディスカッション。

1日目に行く予定(台風の影響で中止になりました)だった御岳山の下見時の様子や、ICERCで行った川でのゴミ拾い、また街でのゴミ拾いの話をし、3つの議題についてグループごとに意見交換しました。

一部をご紹介します。

議題1
山・川・街・海にあるゴミの違いはなんだろう?
拾ったゴミと比較してみよう!

海に来ていた人たちが持ち帰らなかったと思われるゴミも多い
でも、「山や町(他の場所、上流)から流れてくるゴミも多い
どこかから流れてきたと思われるゴミは小さく脆くなっているのに対して、海でのゴミではダイビングの道具、花火のゴミなど目立つものがありました。
他にはロープ類が多く、「海上からのゴミもあるのではないか」という意見も出ました。

[議題2]
将来どんな世界に暮らしたい?
そのために私たちが行動できることはなんだろう?

ゴミが出た後どうするかよりも、そもそもゴミを発生させない方法を考える
もっと自然を身近に感じられるようにしたい。共生する

[議題3]
未来を担う子どもたちにどうやって伝えよう?

楽しい話と環境の話を混ぜると良いのでは?
子どもたちと一緒に話し合いをする→いろんな発想が出てきそう
などなど、多様な目線から意見が出て、とても有意義な時間になりました。

参加者の方から
さまざまな視点から海洋ゴミについて考えることができた
日常生活の中でも、ゴミに対してもっと意識を向けようと思えた
ディスカッションで、自分だけだと思い付かない意見を聞くことができ、知見が広がった
今日の貴重な体験や学びを、他の人も伝えようと思いました。明日にでも、すぐ!大学の友だちに話します
などの感想をいただきました。

参加してよかったといった声が聞けてとてもうれしく感じました。
今回、企画から当日進行まで担当し、まだまだ未熟な私ですが、これからも、海洋ゴミについて考えて行動していく人が増えてもらえるよう取り組んでいきたいと思います。
重ね重ね、ありがとうございました。



今回のイベント詳細
【27日のみ開催!】2019.10.26(sat),27(sun) “大人の”ゴミ拾いイベント -ごみ拾いは奥が深い!?-

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