室蘭観光協会営業シーズン:夏季
笹森琴絵さん(海洋生物調査員)
6月になると、噴火湾にはカマイルカが現れます。
彼らがやってくる理由は、餌をたっぷり食べ、子供を育てるため。
噴火湾は、カマイルカにとって種を未来につなぐ大切な生活の場なのです。
陽気なワカモノたち、ママに甘える赤ちゃん、勇壮なオスたち・・
彼らが繰り広げるドラマは、わくわく、ほんわか、感動たっぷり。
運動能力抜群の彼らの得意技、メスとオスの優雅なジャンプも見事ですよ。

ママの背中に寄り添う赤ちゃん
2012年に始まった室蘭市主催「市民ウオッチングツアー」は、今年も継続!
8月は、子供たちの声でにぎやかになる噴火湾です。
海のパフォーマー・カマイルカに会いたい方は、室蘭観光協会HPへ。
2社が、ウオッチング船を運航しています。

船と競争するワカモノ。名前の由来は、草刈カマ型の背びれです。
この記事は、アイサーチが発行しているニュースレター最新号【FLIPPER Spring-Summer 2014】に掲載しています。
銚子の海では、1年(2月~12月)を通してイルカ・クジラ・オットセイウォッチングを行なっています。

6月は、カマイルカをメインとした沖合イルカウォッチング。
出産と子育ての為、春になるとやってくるカマイルカ、親子で大海原を泳ぐ姿や、
ジャンプしたり船に寄ってきて並んで泳ぐこともあります。

また、7月からはスナメリを対象とした沿岸イルカウォッチングが始まります。
スナメリは1年を通して銚子の海に棲んでいる定住性のイルカですが、
夏になると出産と子育ての為、多い時には300頭もの大群に会えることもあります。
いよいよイルカウォッチングのシーズンです。
イルカ達が暮らす大海原へご案内します。
======(詳細)=======
2~3月:オットセイウォッチング
4~6月:沖合イルカウォッチング
7~10月:沿岸イルカウォッチング
11~12月:沖合クジラウォッチング
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この記事は、アイサーチが発行しているニュースレター最新号【FLIPPER Spring-Summer 2014】に掲載しています。
御蔵島観光協会
営業シーズン:4月~10月
小木万布氏
3月に出航した船長さんから早々と「赤ちゃん情報」が!
4月に入ってからは、識別番号161の「コシャクレ」が赤ちゃんを連れているのを確認できました。
今年は例年より水温が低いのですが、元気に育ってほしいです。

お母さんイルカも世代交代なのかもしれません、
最近は、若いお母さんイルカによる出産が多く見られるようになりました。
コシャクレ始め、若いママイルカにはがんばってどんどん産み増やしてほしいですね。
御蔵島では、イルカウォッチングが「イルカの子育て」の邪魔にならないよう、色々なルールを決めています。
どうかご理解下さり、楽しく安全なイルカウォッチングにいらして下さい!

この記事は、アイサーチが発行しているニュースレター最新号【FLIPPER Spring-Summer 2014】に掲載しています。
黒潮町のホエールウォッチングは普段ではあまり乗る機会のない漁船で出航します。

漁船なので当然船長も漁師さん。
土佐の海を知り尽くしているからこその長年の勘と仲間の漁師たちとの連携でクジラやイルカを探します。
その際漁師さん同士の幡多弁も楽しんで聞いてみてくださいね。

また黒潮町は「クジラに逢える町」と言われています。
町のあらゆるところにニタリクジラがいるのでそちらを見て歩くのも楽しいですよ♪
そして今シーズンも月に1度の1日ツアーを開催します。
定期便の所要時間では物足りない、まだクジラたちを見たい!!という方におススメ。
土佐湾の大自然を大満喫していただければと思います。
この記事は、アイサーチが発行しているニュースレター最新号【FLIPPER Spring-Summer 2014】に掲載しています。
ここ小笠原では一年を通じて、イルカやクジラが観察できます。
冬の主役ザトウクジラは北の海へ旅立ちましたが、
今の季節、島のまわりではミナミハンドウイルカやハシナガイルカ、
そして沖合ではマッコウクジラのベストシーズンです。
特にミナミハンドウイルカはドルフィンスイムの対象となっていて、
母親と一緒に泳ぐ赤ちゃんイルカも見られるかもしれません。

ただし相手は野生動物。
ときには見つからない日もありますが、初めて出逢ったときの喜びは、
必ず忘れられない思い出になることでしょう。
照りつける日差しの中、どこまでも蒼く澄んだ海。
そこに集う生き物たちを通して、小笠原の大自然を感じてみてはいかがでしょうか?

この記事は、アイサーチが発行しているニュースレター最新号【FLIPPER Spring-Summer 2014】に掲載しています。