多摩川でクリーンアップ第一弾を開催しました
こんにちは。 ボランティアスタッフのはにぃるか。&あいです。
『比べてみよう! 川のごみ&海のごみ』と題して、クリーンアップシリーズの第一弾 多摩川編を5月28日(日)に開催しました。
川崎市内の稲田多摩川公園周辺(多摩水道橋~小田急線高架下)で陸と海をつなぐ「河川」に注目したごみ拾いイベント。
梅雨入り前の好天に恵まれ、スタッフ7名と12名の参加者の皆さん(大人9名、子ども3名)の計19名で、『イルカやクジラの棲む海を守ろう!』の掛け声で元気にスタートしました。
今回のリバークリーン企画は、川に落ちているごみを拾いながら、ヒトが暮らす陸地から出るごみが川をつたって、やがて海へと流れ着く様子を肌で感じたり、イルカ・クジラと川ごみの関わりを考える一つのきっかけになってくれたらいいなという思いから生まれました。
当日は、川に落ちているゴミを予想する「川ごみビンゴ」や、川に暮らすイルカたちのクイズを含む紹介プログラムを行い、お子さまから大人まで、ゲーム感覚で楽しんで頂くことができました。
グループに分かれて水際から内陸部にかけて拾ったごみを一ヶ所に集め、ごみの種類や大きさの違いを観察したり、量の多い順にごみを発表しながら自分の予想と比較しました。
予想をしてから拾うことで、よりワクワク感が増したのではないでしょうか♪
この日、特に多かったのはタバコの吸い殻やペットボトル、お菓子の包み紙でしたが、その他にも缶、びん、紙類、プラスチックごみ、乾電池、ブルーシート、自転車のサドルや部品、変色した液体入りの袋など、あらゆるごみを回収しました。
大きな水の循環の中、街に住む私たちの暮らしと、海に棲むイルカ・クジラの暮らしは、水でつながっている。
アイサーチ・ジャパンでは、ごみ拾いを通して感じたことや気付きを参加者全員で共有し合い、”水のつながり“のお話をする時間を大切にしています。
🐬素敵なコメントや感想をたくさんお寄せいただきました🐳
✦ クジラや川のこと、ゴミのことも学びつつ、何より皆さんで楽しんで出来たのが良かった。
✦ 思ったよりもゴミが落ちていたので、自分の家の近くの河川敷もよく見てみたいと思った。
✦ 清掃活動はもっと環境問題に高い意識を持っている人しかやっていないのだと思っていたけど、自分でも参加していいんだ、と身近な活動として経験することができた。
✦ 何かしたいと思っていても情報やきっかけがなくて何もできていなかった。 思い切って参加してみて良かった。
✦ みんなで話し合える時間があって勉強になった。
✦ 落とし主が意図せずに落としたようなものもあったので、自分も気をつけたいと思った。
✦ ポケットやバッグに入っていたものが風に飛ばされてゴミになってしまっているのではないか(特に橋が近いので)。
✦ 珍しいゴミを見つけた時の驚きやこんなゴミが多いですね、と話しながら色んな人と共有しながらやれたのが良かった。
✦ ほんの1ヶ所の範囲で拾ったゴミでありながらも何袋ものゴミの量が集まり、多摩川全体だったらどんな量になっていたんだろうか?と思った。
海洋ゴミの1億何万トンという量を耳にするより、実際に拾ったゴミを目の前にした方がはるかに危機感も感じ、この問題について改めて考えさせられた。
✦ 私以上にゴミを多く見つけ拾った我が子、得意げな表情を見れたのも良かった。 みんなで拾うごみ拾いは、ただただ楽しい時間であっという間に終えてしまった。
✦ あまり張り切ると疲れて長続きしないので、生活の中で見かけたごみを自然に拾うのが当たり前な意識が広まれば、ひとりひとりがそんなに頑張らなくてもゴミが少なくなると思う。
✦ 楽しめることが一番続けやすいと思う。 そして他の参加者の方のお話も聴けて、私自身ももっと大好きなイルカやクジラ、海のために出来ることをもっと行動していきたいなと刺激を貰った。
参加者の中には、“みんなのちきゅう”というwebメディアのアイサーチ記事を読んで、お友だちを誘って参加してくださった方もいました。
人と人のつながりが広がっていくこと、嬉しい限りですね。
“みんなのちきゅう”は、環境保全に取り組む人たちをつなぐwebメディア。
毎月、代表相良の記事が掲載されています。 他にも、地球に優しい様々な記事が載っているので、オススメです! https://minchiki.com/
最後は、ごみの回収をして下さるゴミ清掃員の方々への感謝の思いを込めて、丁寧にごみ分別をして無事終了。 ごみを捨てた先には、拾って下さる人や回収して下さる人の存在があるということを全員で体感できました。
一緒に活動してくださった皆様、ありがとうございました!
今回のリバークリーンで学んだことを活かし、第二弾のビーチクリーンでも川のごみと海のごみ比べができることを楽しみにしています♪