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活動レポート

イルカのアイコン 由比ヶ浜で新年ビーチクリーンアップを行いました


みなさん、こんにちは!ボランティアスタッフのさきです。
1月7日土曜日に由比ヶ浜にてビーチクリーンを開催いたしました。
天気は晴れ!風も少なく絶好のビーチクリーン日和となったこの日は、スタッフ含め総勢28人で活動しました。
参加してくれた人の中にはSDGs講座を受けてくれた東洋大学の学生さんや、杜ちゃいるど園で環境教室に来てくれた子たちもいて、私たちの広げた輪が繋がってることを実感できました。

砂浜に集まって、私たちが取り出したのは謎の青いロープ。
全部伸ばそうとしますが、スタッフだけでは伸ばしきれません。
それもそのはず、この青いロープは30mもあります。
参加者の皆さんにも手伝ってもらってなんとか伸ばしきることができました。
伸ばしいったところでネタバラシ。実はこのロープ、シロナガスクジラの等身大ロープだったのです!
その事を知った参加者の皆さんは「こんなに大きいの!?」と驚いていました。
このビーチクリーンを計画していた時から参加してくれる人がどんな反応をしてくれるかとてもワクワクしていたので、皆さんが驚いてくれてとても嬉しかったです。

ネタバラシの後はイルカとクジラの違いや、世界の鯨類、エサの食べ方などの説明をしてイルカ、クジラの知識を更に深めてもらいました。
その際にごみも丸呑みしてしまう事も写真付きで説明しました。
真剣な表情で頷いてくれたり、こちらの質問に積極的に答えてくれる子がいたりと、イルカ、クジラの事を考えてくれてるのがたくさん伝わってきました。

イルカ、クジラの説明の後はごみ拾いの説明をしてビーチクリーンスタート!
今回は街側、中側、海側に分かれてごみ拾いを行いました。
「埋まってるごみがあるかもしれない!」と掘ってごみを探している子や、一箇所に溜まっているごみを拾っている人など、拾い方は人それぞれ。
短い時間の中で「拾っても拾いきれない」、「もっと拾っていたい!」と夢中になってごみを拾ってくれました。
また、ごみ拾いをしている私たちを見て自主的にごみ拾いを始めてくれる人もいてとても驚きました。
輪が広がっていくのを感じられてとても嬉しかったです。

ごみ拾いが終わったら川のごみと海のごみの違いや水の繋がりについてのお話をしました。
説明の際に実際に川や海で見つけたごみの写真を参加者の人に見せると、皆さん「こんなにあるんだ」「こんな物があるんだ」ととても熱心に見てくれました。

最後は”タバコのごみ”、”危ない物”、”マイクロプラスチックを含むプラスチックのごみ”、”子どもチーム”の4グループに分かれてディスカッションをしました。
私は、”危ない物のグループ”に参加。
「綺麗な場所にはゴミを捨てようとしない。街や浜を綺麗に保つ事が1番の対策」、「分別が分からなくて海に捨てる人もいるかもしれない」、「犬の糞と同じで、マナーが改善されればゴミの数は減る」など、私とは異なる視点の意見がたくさん出てきました。
また、「1人1人が増やさない工夫や、正しいゴミの処理を実行したい」、「吸い殻がたくさんあった。場所に限らず吸い殻ケースを持ち歩く」などの意見もありました。
中には「海のゴールキーパーになる」という素敵な意見を出してくれた子もいました。

今回のビーチクリーンでは綺麗に見える浜辺もよくよく見たらごみがたくさんある事、自分とは違う視点の意見がある事など、たくさんのことに気付かされました。
また、私たちが繋げた輪がどんどん広がっている事を改めて感じる事が出来ました。
今日のビーチクリーンの経験を活かして、生き物がもっと暮らしやすい環境を作っていけたらいいなと思います。
これからも皆と一緒にイルカ、クジラ好きの輪を広げていきたいです!

最後に今回参加してくださった皆さんにお礼申し上げます。
ありがとうございました!


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