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活動レポート

イルカのアイコン 海の環境学習教室を杜ちゃいるど園で行いました。


こんにちは!ボランティアスタッフのさきです。
12月26日に神奈川県の杜ちゃいるど園にて「海の環境学習教室」を行いました。
参加してくれたのは30名の好奇心旺盛な子どもたち。元気いっぱいでとても良い子たちでした。

スタッフ自己紹介の後は、イルカ・クジラのことを知ってもらうためにイルカの体の仕組みやエサの食べ方、イルカと魚の違いについて話しました。
クイズに元気に答えてくれたり、思ったことを素直に言ってくれたりするので、話している私も楽しくて仕方なかったです。
最後にはザトウクジラの等身大ロープを皆で伸ばしましたが、あまりにも大きすぎて大きな輪っかができてしまいました。
お部屋に入りきらないほどの大きさに子どもたちも大はしゃぎ!輪っかの中でイルカの真似をする子もいました。

レクチャーの後は4つの班に分かれて電車ごっこのスタート!
目指すは“世界の鯨”駅、“ザトウクジラの尾ビレのタペストリー”駅、“骨や歯・ヒゲ板”駅、“イルカ・クジラなりきりゲーム”駅の4駅。
それぞれの駅には担当のスタッフがおり、骨を触ったり、ザトウクジラの尾ビレの大きさを体感することができます。

私は“世界の鯨”ポスターが貼られている駅を担当しました。
駅に到着した子どもたちは「この子なにー!?」「この子はなんでこんな傷があるの?」と質問が湧き出て仕方ない様子。
急遽、子どもたちの質問に答える形式に変更。
時間があっという間に過ぎてしまいました。子どもの好奇心は凄いですね!凄すぎて途中で息切れしてしまいました…。

電車ごっこの後には環境の話。
ここではイルカがレジ袋などのゴミを飲み込むことがあることや、地球上の水が繋がっていることを伝えました。
ゴミの写真を見せ、そのゴミが一頭のクジラのお腹から出てきたものだと知った子どもたちは、「かわいそう」と言ったり、お腹をさすったりと、クジラの気持ちになって考えてくれました。
また水のつながりの話の時は、こちらが「この水はどこに行くかな?」と聞くと、自分たちで考えて元気に答えてくれました。

環境の話の後は再度4グループに分かれて、自分たちがゴミを減らすために出来ることについて話し合いました。
私の班ではゴミはゴミ箱に捨てる、リサイクルをする、みんなで町のゴミを拾う、SDGsに力を入れるなど、様々な案が出ました。
他の班では飲み物を飲む時は紙コップではなくガラスのコップを使う、ゴミになる前に工作に使う、飲み物を買う時はペットボトルのものではなく、紙パックのものを買うなどの案も出ました。
また、「ゴミ箱に捨てたゴミはどうなるの?」「この名札もゴミにしたら海に流れていっちゃうかもしれないから、どうしよう。まだ使えるかな?」と聞いたことを繋げて考えたり、疑問に思ったりしていました。

最初はどんな風に話せば良いか迷っていましたが、子どもたちの元気で素直な反応を見て、楽しみながら話すことができました。
私たちが話したことと繋げて考えてくれていることがとても嬉しかったです。
また、子どもたちの何気ない一言に気付かされることがたくさんありました。
ゴミを出すことが良くないことというより、ゴミを減らすことでイルカやクジラの棲む海が綺麗になる!という前向きな気持ちで取り組んでいってくれたら嬉しいです!
これからもゴミと上手に付き合えるように、話を聞いた人が前向きな気持ちで取り組みたくなるようにイルカや環境の話をしていきたいと思います。

最後に今回参加してくれた30名の子どもたち、依頼してくださった先生、ご協力いただいた関係者の皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。


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