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活動レポート

イルカのアイコン 東洋大学のSDGs講座で講師を務めました


12月16日、東洋大学”SDGs講座”の1コマに講師として呼んでいただき、「SDGs14:海の豊かさを守ろう ~イルカ、クジラの世界から見つめるSDGs~」という題目で授業をしてきました。

大学の教室で、対面で受講する学生も、オンライン受講する学生もいるという、”ハイブリット式”授業。
約30名の方に聴いてもらいました。
授業前は教職員の方々が温かな空気で出迎えてくださり、授業後は学生さんたちが残っていろいろ聞いてくれて、最初から最後まで素敵なひとときでした!

SDGs14は「海の豊かさを守ろう」ですが、「海の豊かさ」とは何でしょう?
授業の最初は、イルカ・クジラの暮らす海の世界をお届け。
多種多様な鯨類を紹介したり、水中でのクジラの声を聞いたり。海には、ただ町にいて「海」という言葉を耳にするだけでは想像できないほどの「豊か」な世界が広がっています。

その「海」が抱えている、環境問題。
実際の写真をお見せしながら、SDGs14の内容を伝え、日常で取り組める海洋ごみへの対策に話を進めていきました。
SDGsはゴールが17個に分かれているけれど、実はどれも繋がり合っています。
学生の皆さんには、柔軟な頭で、SDGsを使って”行動する人”になってもらいたい…そんな想いで、お話させていただきました。

「自分に出来ることは、何だろう?」
とても素晴らしい学生さんたち。
グループディスカッションでは、活発な意見交換がされ、たくさんの声が飛び交っていたことが印象的でした。
学生さんたちの熱が、地球の未来を明るくしていくのだなぁと感じました。
一人ひとりのチカラは小さいけれど、皆で集まれば大きなチカラになる!
海の未来のために、皆で時を紡いでいけたら嬉しい限りです。

アイサーチ主催の新年ビーチクリーンに参加したいと言ってくれた人がいたり、
「シャチ好きなんです!」と、CASIOのシャチ時計を付けてくれてる人がいたり。
授業後に話が盛り上がり、新しい企画につながりそうな兆しも・・・?
お声掛けしてくださった教職員の方、受講してくれた学生さんたち、大学とアイサーチをつないでくださった方、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!

学生たちのグループディスカッションで出た声を一部シェアします。

・大学の近くのセブンイレブンに、リサイクルBOXがあったので、そこを活用するようにしたいと思った。
・今回初めて知ったことがたくさんあったので(海洋ごみに関して。陸地から海へ流入することなど)、掲示板に、ポスターを作って貼って他の学生にも教えてあげたい。
・今レジ袋有料になっているけど、その本当の意味が分かった。
・ストローも紙になってきていて、それも良いけど、”紙だと使いにくい”という声も聞くので、そういう人には”マイストローを持つようにすれば、プラゴミにもならないし使いやすい物を使えるから良いよ”、と、広めたい。
・MSC認証ラベルの魚を探すように心掛けてみたい。
・100%完璧主義でごみを減らす、とかだと難しくなっちゃうから、ゆるく、「出来る時にやる」ということを心掛ければ、やりやすくなるから良いかも。
・ペットボトルは簡単に買えるし水筒より軽くて使いやすい。だから使っちゃうけど、水筒を、持ちたくなるような物(デザインとか軽量化とか)にして、マイボトル持つ人を増やしていけたら良いと思った。

アイサーチ・ジャパン代表 相良菜央


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