レクチャー「大阪湾のイルカ・クジラたち」
日程:2022年12月4日(日)
時間:13:30~16:00(13:00開場)
場所:フリースペース類
(大阪メトロ御堂筋線「西中島南方駅」からスグ)
参加費:500円(ハンドウイルカ会員:無料)
知ることは、好きになる・行動することへのファーストステップ。
大阪の海にイルカ・クジラがいるってホント?
大阪の海ってどんなだろう?
この夏。大阪の海でスナメリに出逢いました。
遠くの波間に見える小さな体と微かな噴気。
ほんのわずかな時間でしたが、同じ星に生きていることを知るには十分な時間でした。
スナメリたちが暮らす大阪湾ってどんな海だろう。
この海でどうやって過ごしているのだろう。
この海にはスナメリ以外にもさまざまなイルカ・クジラたちがいると聞きます。
もっと知りたい。
イルカ・クジラが好きだから。
いつまでもイルカ・クジラに出会える地球であるために。
まずは知ることからはじめよう。
本講演では、大阪湾に生息している小型の鯨類『スナメリ』やこれまで大阪湾に来遊したことのある様々なイルカ・クジラたちについて、お二人の先生にお話いただきます。
講師
▼鍋島 靖信(なべしま やすのぶ)さん
大阪市立自然史博物館 外来研究員
水産試験場・水産技術センターで、外部からの技術相談、報道機関からの質問対応、見学者の対応等を担当。研究の傍ら、子どもたちを対象にした自然観察会、大阪市立自然史博物館友の会や自然大学、高齢者大学などで、海の生物環境に関する講師を多数務め、大阪湾での環境教育活動に取り組んでいる。
▼近藤 茂則(こんどう しげのり)さん
大阪ECO動物海洋専門学校 副教務部長
三重大学大学院生物資源学研究科博士後期課程修了。学術博士。2005年から大阪湾や播磨灘においてスナメリの生息調査に取り組んでいる。
スナメリとは
英 名:Narrow-ridged finless porpoise
学 名:Neophocaena asiaeorientalis
IUCNレッドリストカテゴリー:絶滅危惧IB類(近い将来、野生での絶滅の危険性が高い種)
主な生息地:東アジアの陸に近い海
大きさ:1.9m
くちばしも背びれもなく、なめらかな体つきの白っぽいイルカ。日本でも古くから沿岸域でよく見られたため、多数の地方名を持つ。ベルーガとともにバブルリングでも知られ、水族館でも会うことが出来る。
(ICERC Japan イルクジWEB図鑑より)
ご案内
・本講演は、独立行政法人環境再生保全機構[地球環境基金/LOVE BLUE助成]の支援を受けて行います。
・本講演は、録画しアイサーチ・ジャパン会員および登録ボランティア向けにYouTubeにて限定公開いたします。