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活動レポート

イルカのアイコン つながるマルシェに出展しました


こんにちは。ボランティアスタッフのかよです。

9月12日(日)に、グランツリー武蔵小杉で開催された『つながるマルシェ』に出展しました。

当初予定していたワークショップの「イルカすくい」が事情によりできなくなってしまいましたが、「イルカクイズ」と、骨や歯に触れる体験が出来るワークショップを実施。『出張フリッパーズストア』としてナチュラルソープや手ぬぐいの販売もしました。

当日は会場であるシュッピングモールにお買い物に来た方々が、イベント会場にも大勢足を運んでくださいました。アイサーチのブースは会場に入ってすぐ。「イルカクイズやってまーす」と声をかけると、たくさんの親子連れの方々が足を止めてくれて、イルカクイズには200名近くのみなさんに参加いただきました。

ワークショップは、まずは来場者に興味を持ってもらうためにクイズでスタート。イルカ・クジラの歯やヒゲ板の実物に触われる時間があり、みんなで餌の食べ方を学びます。そこから海のプラスチックゴミ問題へと話が展開され、最後は水のつながりのお話。参加してくださる方にも「自分なら何ができるか」を考えてもらうきっかけになるような内容です。

「イルカはどうやってエサを食べるでしょう?」とクイズを出すと、小さいお子さんも真剣に考えて答えてくれました。「エサを丸呑みする」と知ったあとで、実際にシワハイルカの歯、マッコウクジラの歯、ミンククジラのヒゲ板を触ってもらいながら、食べ方の説明をすると驚きや感嘆の声があがりました。大人もお子さんも楽しんで聞いてくれているのがわかり、私たちもうれしくなりました。特にヒゲ板は大人気。「こんなのが口の中にあるの?」「なんで固いの?」とみんな興味津々でした。次にオオギハクジラ一頭のお腹の中から見つかったゴミの写真を見てもらうと、こちらも驚きの顔。「かわいそうだね」「お腹痛くなっちゃうね」とお子さんたちに語りかけるお母さんやお父さん。一緒にこの問題を考えてくれようとしていました。小学生くらいの子たちには「授業で習った」と話す子もいました。

今回は物販がメインのイベントで、環境問題がテーマではなかったにも関わらず、親子で話を聞いて海やイルカ・クジラやゴミ問題について考えてくれる方が非常に多かったです。お買い物のついで、お散歩のついでで立ち寄ってくれた方々にも、イルカ・クジラや海について知るきっかけになってくれたら嬉しいです。

『出張フリッパーズストア』にも、100名近い方が立ち止まってくださり、多くの方が海に優しい品々を手にとってくださいました。

今回ボランティア参加が初めてだったれいなちゃんとみくちゃんも、参加者の方と会話をするうちにどんどんお話がうまくなっていき、自然と言葉が出るようになっていました。大事なことを誰かに伝えようとする時、伝えたい気持ちが力になって、自分の言葉として出るようになっていくのだなと、一緒に活動する仲間を見てとても嬉しい気持ちになりました。この思いをみんなで繋げていきたいです。

かわさき市民活動センターのみなさま、機会をいただきありがとうございました!!


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