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活動レポート

イルカのアイコン オンライン・イルクジカフェ「考え合おう!海の環境問題~生活の知恵袋~」を行いました


ボランティアスタッフのナガイです。
5月18日19時半よりオンライン・イルクジカフェ「考え合おう!海の環境問題~生活の知恵袋~」が開催されました。

オープニングはフリートーク。
「ホエールウォッチングで、近くで確実に見るにはどうすればいいか?」という疑問をみんなで考えてみました。
・会いたいクジラの種類によって生息地や出没時期などを考察して、エサが豊富な時期や、繁殖期に集まる場所を知る
・クジラは大きな生き物なので海面が激しく乱れたり、また繁殖期は警戒心が強くなっているので、近づきすぎると危険なこともあることを忘れない
・黒潮に乗って移動するから、海流を調べるのも面白いかも

など、さまざまな意見が出ました。

徐々に参加者が増えてきたところで、本題の「イルカクジラが住みやすい海にするために日常で行っている工夫」についてへ移行。
・エアコンをなるべく使わないように、窓を開けて空気の流れを作る
・クルマの運転は「エコな運転は安全運転にも繋がる」

など省エネからの環境保全の話が出ました。

また、ゴミ問題については、ポイ捨てや捨てる場所に困ったゴミを回収するために「ゴミ箱の設置は必要か?」という疑問が出てきて、少人数でのグループ別に「ゴミ箱を増やすメリット、デメリットや運用のためのアイデア」を討議しました。
ボクが参加したグループでは、『ゴミ箱が増えるとそれが呼び水となり、家庭ゴミ等をわざわざ捨てに来る、不法投棄やゴミ箱が溢れて回収しきれないかも』という、主にデメリットについての意見が多かったです。
じゃあどうしたらいいか?
『テイクアウトには、マイボトル等の容器を持参してゴミそのものを減らす工夫をしよう!』
『綺麗な海岸がずっと「ゴミを捨てていい場所」にならないように守っていきたい』

という話へと発展しました。

もう一方のグループでは、『企業がゴミ箱を設置して、ゴミが溢れたり飛ばされないように管理者を置き、広告を載せて企業のエコ活動をアピールし、雇用の拡大にも繋がるのではないか』という積極的にゴミを回収するアイデアが出ました。

偶然にもメリット、デメリットに分かれた討議になって面白かったです。
「今のこのやりとりを子どもたちにも伝えたい」という意見もありました。
今回は、参加者にシャチ好きが多かったので、日本の水族館にいるシャチの名前がたくさんあがって、「水族館では名前で、自然の海にいるシャチは番号で個体識別されている」なんて豆知識も聞けて、イルクジ話も大いに盛り上がりました(笑)

平日の夜にも関わらず参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
日常的に環境保護のために活動されている方がたくさんいらっしゃることを実感できてボクも心強かったです。
ホントはもっとたくさんのご意見が挙がったのですが、とても書ききれないので、気になる方は次回のイルクジカフェに是非ご参加下さい!


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