国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター | アイサーチジャパン

入会のご案内
 

活動レポート

イルカのアイコン 「多摩川クリーンアップ」行いました!


はじめまして、新人ボランティアのりょーこです。

12月2日(日)、多摩川クリーンアップをしました!

前半は多摩川でゴミ拾い。後半は会議室にてふりかえりを行い、「どんなゴミが落ちていたか?」「ゴミをなくすためにはどんなことが出来るか?」など、ゴミ問題に関して深く全員で意見交換をしました。

 

 

まずは「どんなゴミが落ちていると思うか?」みんなで予想を立ててから、ゴミ拾いを開始しました。

「サッカーコートが近くにあるので、そこではお菓子や塩分タブレットのゴミが多く落ちていると思う」という予想、「小さい袋のため風に飛ばされても追いかけて取りに行こうと思わない人が多いのでは?」という意見が出ました。

実際ゴミ拾いを始めてみると、予想通り、サッカーコート近くでは小さい袋のゴミが目立ちました。

 

 

川沿いでは木に引っかかってボロボロになったビニール袋がほとんどでした。

ボロボロのビニール袋は、取ろうとしても、劣化が激しい状態であるために、細かくちぎれるだけ・・・。その場から綺麗に取り除くことはとても難しかったです。川や風に流されていく中でこうして引き裂かれていき、どんどん小さくなっていくのだということを実感しました。

 

想像がつかない物も川沿いにはありました。

ポイントカードと期限切れのクレジットカードの束。きっとお財布を盗まれて捨てられてしまったのではないかと思われます。

石やガラスや木を接着剤で付けたようなクラフト品もまとめて捨てられており、燃えるゴミ/燃えないゴミどちらに属するものか、どうやって処理したら良いのか分からないような物が、処理に困って河原に捨てられている印象でした。

 

自転車のチューブやボロボロの洋服もありました。人が生活している町のすぐ近くだからこそ、生活感あふれるゴミがあるのですね。

河原でBBQをする人も多いため、たくさん落ちていたのはBBQで使用した焼きそばの袋や紙皿などでした。「もしかしたらBBQの網や、BBQで使い終わったゴミがまとめて捨てられているのでは?」という予想もありましたが、そこまでのものは全くありませんでした!

多摩川利用者一人ひとりが持って帰ろうと心がけた為なのではないかと思います。

 

 

私が一番驚いたのは、ペットボトルやカンやビンが思っていた以上に少ないことです。

話し合いの中で、ペットボトルはコロコロと転がりやすいので、河原にとどまらずそのまま川の流れに乗ってしまうのではないかという意見も出ました。

 

実際にストランディングしたイルカ・クジラのお腹の中には、大量のプラスチックゴミがあったということを耳にする人もいるでしょう。

でもまだまだ、街中や川にあったゴミが流れに流れていきイルカ・クジラが食べてしまうことがあるなんて思わない人が多いのが現状です。

なので、私たちがアイサーチで「伝える」活動をすることで、イルカ・クジラを入口に「ゴミと生き物の関係」をより多くの人に知ってもらえたらと思います。

 

クリーンアップ終了後に行なった会議室でのふりかえりの時間では、その時間から合流するメンバーも増えて、皆さんの意見や知識を聞くことができて勉強になり、とても濃い時間になりました。

アイサーチでの今後の活動についての話まで膨らんだので、ここでの学びを活かし、活動を広げていきたいです!

 

 


Top