ICERCレクチャー「イルカの音を追いかける。見えない音を研究するおもしろさを知ろう!」
アイサーチ・ジャパンでは、イルカ・クジラを入口に海の自然を身近に感じてほしいという想いから、講演会として[ICERCレクチャー]を開催しています。
今回は、イルカたちの暮らしを水中マイクやドローンを使って、水中でのイルカたちの様子を研究している京都大学の木村里子さんをお招きし、スナメリをはじめとするイルカや水中の音の不思議、研究の面白さなどお話しいただきます。
詳細
日時:2023年11月12日(日)14:00~16:30 (受付13:45)
場所:大阪市立港区民センター 松竹
(大阪府大阪市港区弁天2-1-5/ 大阪メトロ・JR環状線「弁天町駅」徒歩5分)
参加費:大人 1500円、高校生以上の学生 1000円、中学生まで無料
ハンドウイルカ会員 無料
定員:50名
◎講師プロフィール
木村 里子(きむら さとこ)氏
京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授。博士(情報学)。
専門は水中生物音響学。1984年愛知県生まれ、2006 年京都大学農学部4年次に中国揚子江のスナメリ調査に初参加。以後、進学するか就職するか、留学するかしないか等の二者択一の選択を続けるうちにいつの間にか研究者になり現在に至る。
<研究内容>
中国、メキシコ、タイ、インド、デンマークなどで、水中の大型生物、主に小型鯨類(イルカ類)を対象とし、生物を定量的に観察する手法の開発および手法を用いた生態解明と環境影響評価に取り組んできた。
現在は、生物が発する音を利用した受動的音響観察、動物に直接機材を装着して行動データを得るバイオロギング、ドローン等によるフィールド調査をマレーシア、日本沿岸などで実施するとともに、水族館等の飼育施設における生物のストレス評価も行っている。
※申込〆切 11月10日(金)
助成:地球環境基金 LOVE BLUE