アイサーチ@石垣島
こんにちは!つよしです。
先日8月18日、沖縄県石垣島にて
サンゴをテーマとした環境教育の研修に来ている子どもたちに
水のつながり、自然のつながりについて学び、考えてもらいたいということで、
エコツアーりんぱなさんに声をかけていただき、
海の環境学習教室 出張版を行わさせていただきました。
参加者は玉川学園で海の環境について学んでいる生徒さんたちと先生方合わせて20名、
地元の富野小中学校の生徒さんたち10名の合わせて30名!
小学生から高校生まで、幅広い年齢層の子供たちが集まってくれました!
石垣島近海のイルカ・クジラたちについてのお話では、
現地にて海のレジャーのお仕事をされている方にも、
実際の彼らとの出会いのお話を伺うこともできました。
この海にはどんなイルカ・クジラたちがやってくるのかな?
この海で暮らしているミナミハンドウイルカやオキゴンドウ。
そして冬場にはザトウクジラたちが子育てに来るんだって!
「それじゃあ、本物のザトウクジラの大きさって、どのくらいだろう?15m?」
「それってどのくらい?」
「この部屋とどっちが大きい?同じくらい?」
「よし、実際にどのくらいか見てみよう!」
どんどんロープは伸びて、校庭に広がっていきました!
「ザトウクジラってこんなに大きいんだ!」
芝生の校庭に広がった15m。
「みんなは走ったら何歩で行ける?」
11歩、10歩、9歩…なんと、8歩で行けたという子も!
続いて、尾びれタペストリーを前に、尾びれについてのお話。
実物大のクジラの尾びれ、やっぱり大きい!
手を広げて前に立っても一人じゃ全然足りない…!
粘土クジラづくりでは、みんな表情は真剣そのものです。
小さな子は近くのお姉さんに教えてもらいながら。
大きい子は複雑な手順に悪戦苦闘しながら。
次々とたくさんのクジラたちが誕生していきます。
生まれたクジラたちはコチラ
最後に、環境についてのお話。
「海の水はどこからくる?川?」
「じゃあ、川の水はどこからくる?山?」
「じゃあ、山の水ってどこからくるんだろう?」
山から流れる川が街を通って海に流れてゆき、海の水が蒸発して水蒸気になって、雲になる。
雲は雨を降らせ、その水が川になって街中を通り、また海に流れてゆく…
この島の海も、川も、みんなの住んでいる街も、全部一つにつながっているよ。
だったら、そこらに捨てられたゴミは一体どこへ行ってしまうんだろう。
自然の中では分解できない。まして生き物のお腹なんかに入ったら…
子どもたちには特にイルカのお腹の中にたまったゴミの写真が衝撃的だったようで、
その後の研修中でも子どもたちの話からたびたび海のゴミについての話がでてきていました。
研修を受けた子どもたちにも、富野小中学校の子どもたちにも、
今回のイベントを通じて今後もずうっと何か心に残るものがありますように。
以上、つよしでした。