【世界のイルカクジラニュース】 希少種オウギハクジラ、命を落とす
世界のイルカ・クジラニュース第2弾!
みなさんは、「オウギハクジラ」をご存知ですか?
下顎から2本の牙がニョキっと出ているのが特徴の珍しいクジラです。
オウギハクジラについての詳しい説明は、海生哺乳類情報データベース(外部サイト)にてご確認ください。
日本でも座礁したイルカ・クジラを見つけたら、直ちにお近くの水族館、博物館、市町村の水産担当部署役所に連絡しましょう。
希少種オウギハクジラ、命を落とす
2015年3月24日付 グアム発
Guam Pacific Daily News より
3月23日、グアムのMerizo(メリッソ)にあるBile Bay(ビリー・ベイ)に、体長約4.5mの非常に珍しいオウギハクジラが漂着した。打ち上げられた時点ではまだ息があった。
地元住民の通報を受けた1時間後に、グアム農務省関係機関の職員が到着すると死亡していたという。
農務省の漁業生物学者Tibbatts氏によれば、外的要因は見受けられず、解剖で詳しい死因を探るとしている。
オウギハクジラは世界的に見ても非常に希少で、通常は外洋深さ2000m以上に生息しているという。
これほど海岸に近づいたのは、よほど体調が悪かったのではないかとTibbatts氏は述べた。
グアムでは近年、クジラの漂着が多数目撃されているが、オウギハクジラが漂着したのは最近では2008年だったとのこと。
安全性や健康面の観点からTibbatts氏はクジラの死骸には近寄らないよう呼びかけており、Pacific Daily News(パシフィック・デイリー・ニュース)は、菌やウィルスなどがクジラの死骸から人間に伝染する可能性があるとしている。
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